「ポケベルが鳴らなくて」
作詞 : 秋元 康 / 作曲 : 後藤 次利 / 唄 : 国武 万里
ポケベルが鳴らなくて 恋が待ちぼうけしている
ねぇ あなたは 今どこで 何をしてるの?
ポケベルが鳴らなくて 恋が待ちぼうけしている
私の方から電話できない 現実より愛している
「ポケベルが鳴らなくて」は、1993年(平成5年)7月3日から同年9月25日まで日本テレビ系列で土曜9時に放送されていたテレビドラマ(全12回)
しかし「秋元康」はこの頃から印税生活者だったのか、羨ましい限りである
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物語は妻子ある身のサラリーマン、水谷誠司(緒形拳)と29歳年下の保坂育未(裕木奈江)の不倫関係でのラブストーリーと、それが原因で崩れていく家庭が描かれた。
このドラマではポケットベル(ポケベル)が、二人のあいだの主な連絡手段となっており、物語のなかできわめて重要な役割を果たしていた。放映当時はポケベルの浸透期であり、タイムリーなトピックがいち早く扱われていたといえる。
しかし、視聴率は最終回が13.4%、平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ関東地方調べ)と芳しくなく、また、一部の女性週刊誌では、作中での役柄が「恨まれ役」であった裕木奈江に対するバッシングが放送中に行われた。
主演の緒形拳が放送から15年後の2008年(平成20年)10月に死去した際には、裕木から追悼のコメントが寄せられた。
水谷誠司(緒形拳)
京王線の沿線に住むサラリーマン。少々、頑固で特に、娘には口やかましい位に心配性だったが、海外出張中に知り合った育未と不倫関係を持ってしまう。
保坂育未(裕木奈江)
幼い頃に父と死別、孤独を感じて育った様子。恋人の不実を知った直後、水谷と知り合い、親友の父と知らずに付いて回る。
(wekipedia 抜粋)
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≪視聴率は最終回が13.4%、平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ関東地方調べ)と芳しくなく、≫
現在であればドラマで平均視聴率12.1%もあればテレビ局は大喜びであるが、まだテレビが主たるメディアとして君臨しヒットドラマは軒並み20%以上の視聴率を叩き出していた時代であった
ドラマの企画も歌の作詞も「秋元康」である
今思うと「29歳の差の不倫」 現代を先読みしていたのか・・・
GPSの位置検索で恋人がどこにいるのか分かってしまう「スマホ世代」には想像もできないと思うが、
当時は恋人同士が連絡を取り合うのは大変な労力を要した
女子高生の間では数字の配列で「あいうえお」を暗号化し「い・ま・ひ・ま」とか「あ・い・し・て・る」とボケベルでコミュニケーションを取り合っていたらしい
私は何故かこのドラマにはまってしまい 毎週観ていた記憶がある・・・
携帯電話が一般に普及するのが1990年代後半であるからこの頃は緊急の連絡にも苦労した時代背景がある
≪ ポケベルが鳴らなくて 恋が待ちぼうけしている ≫
≪ 私の方から電話できない 現実より愛している ≫
このフレーズなど今の若い人たちにとれば「えっなんで」「電話すればいいじゃん」と思うようなドラマの展開なのであったが、家電(イエデン)しかなく、外出先への緊急連絡は唯一「ポケベル」というツールに頼るしかなかった
私のようなオジサン世代には『不便な上の切ない思い』みたいな感情があり、記憶に残っている数少ないドラマの一つである
しかし「裕木奈江」ちゃん 可愛いかったな・・・
「ポケベルが鳴らなくて」
http://www.youtube.com/watch?v=L7uH8vayJSA&feature=related