ニュートロカデロホテルのツチカッたモノ | バンコク隙間紀行

ニュートロカデロホテルのツチカッたモノ


つい3年前のここのフロントでの会話。


「シングルの安い部屋は空いてるか?」

「満室だ。デラックスルームなら空いている。」

「いくらだ?」

「1250Bだ」

たっかー・・・

「それなら結構だ。他をあたる」

「まってくれミスター、確認したら650Bの部屋が空いている」

「いや、いいよ」

「わかった。600Bでどうだ」


今日びパッポンでしか味わえないような値段交渉後案内された部屋は、

剥げた塗装に裸電球・破れシーツの、ぴったり値段並の部屋でした・・


館内には白塗りのおばさんの手招きするマッサージ、リプトン一杯でチップを強要するカフェ、エレベーターにまで設置された灰皿とそこいらじゅうにあるタバコの跡等等・・


バンコクがうさんくささに満ちていた時代の懐かしい遺構で溢れてました。


ここ、荘厳な外観の示す通り、創業80年の超老舗なんですよね。

80年の歴史が培ったものが、この経営スタンスということなのでしょう。

内装いじって、コロニアル調プチホテルで売り出せば2000Bくらい取れそうですが・・


メイドインタイランドで有名になったニューペニンシュラグループも、

http://www.geocities.jp/saraibkk/mitpeninsula.htm


いまでは立派なサイトまで持ってます。

http://www.newpeninsulagroup.com/