中東の混迷 | ニカラオの日々是好日

中東の混迷

パキスタン領内でのパキスタン・タリバン運動(タリバンとは別物らしい)に対する掃討作戦が始まっています。
パキスタン軍8万人をつっこんでの大規模作戦です。
2001年までパキスタンはアフガニスタンのタリバンを支援してきた。
現在まで、アフガニスタンでの米国との戦争しているタリバンはパキスタン国内に拠点を確保することを目的として、パキスタン政府とは対立をさけてきた。
しかし、ここにきて米国のパキスタンへの圧力もあって、米国+パキスタンVSパキスタンタリバン運動(TTS)の構図になってきております。


一方、イランでは革命防衛隊の幹部を含む30人くらいがスンニ派のテロリストに殺された。
イランはシーア派が多数を占める国。
イラクはスンニ派の国。
イランはイラク国内のシーア派テロリストたちを支援してきた。
今度は立場変わって、イラン国内のスンニ派からテロ攻撃を受ける羽目になった。
この内戦はイスラム教の宗派争いだが、これは彼ら自身が対立の無益さを心底理解しないと収まらないだろう。

ニカラオの日々是好日

イスラム教徒はいつになったら、近視眼的な宗派対立をやめるのだろう。
キリスト教とユダヤ教徒という外患を抱えながら、なぜに内憂を押さえようとは考えないのか・・・
情報を入手し、的確に判断する能力がない=つまり教育水準が低い、ということなのだろうか。
それだけではない気がするが、イスラム教徒でもアラブ人でもないわしには理解しかねる部分があるなあ。

ということで、混迷を深める中東について雑感を書いてみました。

ではまた明日 翔