アカウントハック(その2) | ニカラオの日々是好日

アカウントハック(その2)

えー、以前、ご報告した、アカウントハックの件のその後を報告します。

乗っ取られたキャラクターは、名前が中国語発音のキャラクターに変更されていました。

これは、ハッキングを行った人間が中国人であること示しませんが、その可能性がかなり濃厚であることは示します。

持っていた持ち物で、ゲーム内通貨に変換できる物は全て通貨に換えられていました。

幸い友人の持っていた重要な装備は、人に譲渡することもお金に換えることも出来ない、特殊な物が多く、それらについては残っていました。

このハッキングを行った犯人はゲーム内通貨を実際の円、ドル、ユーロで売りさばく、リアルマネートレード(RMT)をおこなう組織の人間らしいです。

このキャラクターを元のサーバーへ移動するためには、3ヶ月かかるそうです。

なぜこのような長期間かかるのか、よく分かりませんが、この間、友人は数年間育てたこのキャラクターで遊ぶことは出来ません。

にもかかわらず、月数千円の使用料を取られることになります。

ゲーム運営者のスクエアエニックス(SE)社の考えがよく分かりませんが、システムに脆弱性ある場合、それに対して、防御する方策を採るべきであると思うのです。

しかし、SE社はウイルスチェックソフトを使え、怪しいサイトは見るな、等、利用者側に対応を求めています。

また、ゲーム内で連絡しても、1時間以上なんの反応も無し。

対応が悪いなあ、と回りから見てても思います。

現在、その友人は当初の怒りも収まり、当面、倉庫キャラで、遊ぶことにしたようですが、やはり、数年かけて育てたキャラのことが心配なようです。

彼のような被害者が頻発すると、ゲーム自体の商品価値が失われていくことになると考えます。

そのところをスクエアエニックス社におかれましては、よく考慮していただきたいと考えます。

では、また明日 じゅる・・