宇宙戦艦ヤマト | ふと、思うこと

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子供の頃に見ていたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」
放送が1975年だそうだから、私は8才で小学2年頃。

内容は、地球に移り住みたい異性人に襲撃され、放射能に犯された
地球を救うため、また別の宇宙人から教わった、技術と放射能を
取り除ける「放射能除去装置コスモクリーナーD」を受け取りに
長い宇宙の旅に出る話。必ず手に入れて地球に帰るという話だ。

しかし、地球滅亡まで残された時間はあと1年。
アニメのスタートから、カウントダウンのエンディングが始まる。

「地球滅亡まであと361日」と、最後に文字が出る。

これを夕飯時に見ていたものだから、私は毎回、箸が止まって叱られていた。
オヤジの帰宅と晩酌に合わせていたので、我が家の夕飯は7時頃。
当時の日本の家庭では、遅い方だったと思う。
帰ってきたオヤジに向かって「パパ!あと165日しかないよ!」
などと、焦る気持ちを訴えたりしていた。

もう頭の隅では、これはマンガで現実ではないと
わかってはいるものの、見ている間はのめり込んでしまう年頃。

規模は宇宙になってはいるが、まだ戦争当時や戦後の話を
祖父母や親や学校で教わっていた時代だったから
みんなを救うためには命をかける、といった内容も
子供ながらに感動して見ていたのかもしれない。

「頼むぞ!ヤマト!」と気合を入れて見ていた。

だからゴジラやウルトラマンより、相手が宇宙人ではあるが
戦争のアニメの方が、現実味があったのだろう。

最後に地球に帰り、その汚染されて茶色くなった地球が
ヤマトの帰還と共に、青い地球に戻った時は、本当に安心した。

以後、続編や映画も成長してもなお、最後まで見続けた。
その後の80年代のガンダムも見入ってはいたものの
もう中学生だったから、アニメとして楽しんでいただけで
子供の頃のヤマトのような熱い思い入れでは見ていない。

大人になった今でも、見れば胸が熱くなり、涙がこみ上げたり
するのは何故だろう。劇中に出てくる台詞の時々に重みがあるからだろうか。
BGMも名曲が多い。久しぶりにまた全部見たくなりました。

幼少期にのめり込んだものって、大人になっても忘れないね。



<おまけ>

今起きてる現実で、私と同世代やヤマトが好きな人は
同じような思いを重ねて、思い出しているかと思い
今回のお話を書きました。以下、懐かしの映像です。

・ヤマトの乗組員が出陣。家族との別れ
(エンディング曲前に、あと何日って出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=hGCB65SUE7k&feature=related
・初めて波動放の威力を知る(射能除去装置を取りにいく)
http://www.youtube.com/watch?v=Iortg2Se8Wg&feature=related
・戦死した隊員たちの宇宙葬(艦長からの言葉)
http://www.youtube.com/watch?v=es4uUH6kRVg&feature=related
・戦争とは(古代の思い)
http://www.youtube.com/watch?v=Jb76r2cYOXY&feature=related
・宇宙から見れば何も変わらない(最終回)
http://www.youtube.com/watch?v=mNLR9D5YP7o&feature=related