高野和明の「ジェノサイド」を読みました。 | 真一がブログを書いたらこんな感じになる。

だいぶ面白かったです。

ぶ厚い本だけど一気に読んでしまった。


なんか傭兵のおっちゃんが寄せ集めの4人のチームで

人類を滅ぼしかねないウイルスに感染した

ピグミー族の村を殲滅するためにコンゴへ向かいます。

付け加えられた、諸君が見たことのない生物を見つけたら

そいつを即座に殺すのだって指令が謎めいてて引きつけられるね。


一方日本で、薬学を研究する大学院生が

死んだ父親からメールを受け取って、

父親が極秘で続けていた研究を引き継ぐことになって

うんぬんかんぬん。

なんかこうやって書くと陳腐な物語に見えちゃな(´・ω・`)


アメリカ大統領の会議の様子とか、ジャングルでの戦闘とか、

映像が頭に浮かんでくるような素晴らしい描写で、

ハリウッドのエンターテイメント超大作を見てるようだった。


テーマもなかなか深いよ。壮大だし。

人間の愚かさ恐ろしさと同時に、人間も捨てたもんじゃないと

思わせてくれる。

面白かった。オススメです(´・∀・`)