3月に見た映画雑感・前編 | NHKD_blog02

3月に見た映画雑感・前編

ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ
特別版

大好きなサイモン・ペッグ主演のラブコメディ。
マラソンに出場することがひとつのテーマになってるので、レンタルでもスポーツ系の棚に置いてあったりメディアによっては「スポ根もの」なんて紹介もされたりしてるけどコメディ色の強いラブコメです。
ペッグ大好きなわたくしとしてはメニュー画面でピッチピチの海パンみたいなのをはいてアップしてるのが流れただけでもう腹筋泥棒された気分です。
多少お下品目なアレはありますが、キツいエロやグロの描写もなくストーリーもわかりやすく、イギリスのコメディが苦手でなければ安心して見られる映画かと思います。
オマケみたいな邦題がなければもっと最高なんですけども。

ザ・ウォード/監禁病棟
[Blu-ray]

結局地元で上映してくれなかったのでBD購入。
60年代の精神病院・監禁病棟(ウォード)が舞台の、サスペンス色が強いカーペンターのホラー。
他のキャラクターが結構60年代してたのに対して主人公クリステンの顔立ちや服装がちょっと浮いてた気もしなくもないですが、「なんか怖い」雰囲気を作るのが相変わらずお上手です。
物語のカラクリには途中で気付きましたが、あのシーンの意味はこうだったのかな?とか後から考えるのも面白いです。
今度はアクション映画やってー!

ハロウィンIII
マイケル・マイヤーズ好きにはクソ映画としてもおなじみのハロウィンスリー!
マイケルどころかルーミス医師もローリーも出ず、ブギーマンが連続殺人を犯したというお話すら見あたらない、完全に「ハロウィンの日にまつわる怖い話」という外伝的な作品。
ちょっと中程までは中だるみしなかったこともないですが、わたくし個人としてはいいB級ホラー作品だったと思っています。
終末感的なホラーが好きな人なら見てみるのも良いかと思いますね~。

スーパーマンIII 電子の要塞
やだもうなにこれひどい(笑顔)!
これも1・2のファンからは酷評されてる系ですが、すいません私はこれを見てすっかりクリストファー・リーヴのスーパーマンのファンになりました…。
なかなか出て来ないスーパーマン、無職・手に職がない状態からの突然のプログラマ採用、ゴミくずメモから出来上がるスーパーコンピューター…なにこれ…スーパーマンの名前が乗っかったB級アクションだこれwww
スーパーマンなら何でも大好きな人とB級映画好きの人には大変オススメですが、いわゆる普通の映画好きの人にあらすじを教えたら「絶対見たいと思わない!」と断言されましたありがとうございました。

マイティ・ソー
[Blu-ray]

上映されてたもののタイミングが合わず見に行けなかったソーちゃんをレンタルでやっと。
これもうあれですね、かわいいソー鑑賞ビデオですね…。
元が神様なのでアメコミヒーローにありがちな悲壮感もそれほどなく、スパーンと見られる感じでしたね。
アベンジャーズが今から楽しみです。

THE JOYUREI ~女優霊~
私が一番好きないわゆるJホラーのアメリカ版リメイクです。
以前は今のように頭からっぽ系ホラーを見ることはあまりなく、でもこの女優霊だけはなんでか大好きでしょっちゅう借りては見ていました(当時はDVDがなくてVHSを購入するほどの余裕もなく)。
リメイク版は物語の導入やシチュエーションなんかがちょっと似ているくらいで、ストーリー全体としては結構リメイク元と違っています。
笑えるシーンはそこそこあったものの、ラストのどんでん返し要素とかも含めてリメイク元のわけがわからねぇ感がさらに増しているような。
一番残念だったのはせっかく女優霊のリメイクだったのに、向こうのJホラーの記号なのか貞子のようなロン毛白目モチーフが使われてたこと。

セレブ・ウォーズ ~ニューヨークの恋に勝つルール~
サイモン・ペッグ主演シリーズとして。
久々に心からそう言いたくなるクソ邦題映画でした…映画がクソではなく邦題がクソ。
物語はジャーナリストの自伝的な小説がベースとなっていて、確かに恋愛要素はあるけどタイトルとして全面に押し出すほどではなく。
原題が「How to Lose Friends & Alienate People(友達をなくし人を遠ざける方法)」で、日本でビデオスルーなのはしょうがないとして、もうちょっとこの原題に沿った邦題とプロモーションができれば、レンタル専用商品になることはなかったんじゃないですかねぇどうなんですかねぇ。
ちょっとブラックめな笑いも多いラブコメ作品といったところで、なんだろうこのちょっと落ち着かないソワソワ感…と思って作品を調べたら、イギリス製作のアメリカ映画だそうで…なるほど…。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」と「ラン・ファットボーイ・ラン」を見ているとちょっとニヤッとできるシーンがありました(ほんとにちょっと)。