「最大多数の最大幸福」を目指して努力するのがリーダーだと思う。ただし、個々人の努力が報われる社会であるべきで、個人間に待遇の格差が発生するのは仕方がない。というか、そうであるべき。

結局のところ、最大多数の最大幸福は、自助の徹底からしか生まれないものだ。自分の食い扶持は自分で稼ぐようにしてあげるのがリーダーの仕事。例えは悪いが、「生活保護」の基準を甘くしている限り、人は自分に甘くなり、仕事もしないくせに、人には不平不満を言うものだ。それは幸福な社会ではない。

6月11日

どんなに甘やかしても、その恩は忘れ文句ばかり言うのが小人の常。むしろ、自助を徹底し、会社や社会を自分が支えているという誇りを持ってくれれば、他人への文句は出ないはずだ。そういう前向きな姿勢から本当の幸福感が生まれる。

辛抱や我慢も、大きな目標があれば何ということはない。少々の無理も、他人を思いやる心があればどうってことない。人間は、怠慢になったら不平不満だらけを言うようになる。

6月12日

臥薪嘗胆という言葉がある。石の上にも三年とも言う。高い志があればいつかは実現する。他人が間違った道を進んでいても、自分さえ正しい道を歩んでおれば必ず報われる。そういうものだ。成果が挙がらないと、人は往々にして自分の正しさを信じられなくなる。志の高さと正義を信じる力を失うまい。

6月18日

ホウ・レン・ソウがない職場では、直接仕事に関係ない、意外なところでも困ったことが起きるものだ。ちょっと前には考えられなかったことなのだが、一種の「職場崩壊」があちこちにあるようだ。


6月18日 安東泰志 @nhcjpn

ホウ・レン・ソウは、しなかった者には別に何にも被害がない(或いは感じない)が、されなかった者には往々にして甚大な被害がある。なぜなら、上司は一見関係なさそうな色々なことを総合的に見て最適の判断を下しているからだ。後で懲罰しても、結果が取り返せるわけではない