カンボジアで感じたこと | あおいブログ

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静岡県立大学公認クラブ・静岡学生NGOあおい のブログです。

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こんにちはっ!


やたらと登場頻度が高いアズサ・インティライミです(・∀・)


ポケモンで言うとコラッタとかポッポですなww




まず、みなさんに報告とお礼をさせてください。


ここ一週間のブログアクセス数が400を超えました(≧▽≦)♪


本当に本当にありがとうございます。皆さまに読んでいただいけてとても嬉しいです。


また、コメント下さった方や、直接言葉をかけてくれた方、私の原動力になります!!励みになります!!


正直アクセス数がこんなにもいきなり伸びたことに私自身も驚きですo(;△;)o


もしかしたらツイッターやfacebookなどで拡散して下さった方がいたんですかね?ありがとうございます!!




それで、こんなに多くの方が見てくれているからこそ、伝えなきゃいけない事があるんです。


私は夏に先輩方と一緒にカンボジアへ行きました


現地からブログを書いて以降報告出来なくて本当にすいませんでした。


大変時間は経ってしまいましたが、伝えることの重要さを改めて確信した最近なので


書く事を決意しました。以下多くの方に読んでいただき、何か少しでも変化が起きたら良いなと思っております。






アンコールワットから少し離れたところに住む少女の家を訪ねた時の事を書こうと思います。


その家庭は貧しく、彼女は学校に行っていません。










「将来の夢は何ですか?」




幼稚園のころから、何度この質問に答えてきたんだろうな、私は。


もちろん幼稚園の頃はなりたいものがいっぱいあって、昨日と今日では答えが違うとかもあったけど


だんだん具体的なものになって、今もこうして「将来はこんなことしたいな」とか「こんな職業に就きたいな」とか夢を持ってそれに向かって大学にも通っているわけです。


もちろん、自分の夢がなんなのかわからなくなることもあったけど、それでもそのときだって夢を必死で探していました。




「私には夢がない。学校に行っていないからなれる仕事なんてない。将来の夢なんか考えたこともない。」





彼女の後ろでは母親が「学校に行ってもいないのにあんたがなれるものなんてあるわけないでしょ?」


そんなことを言っていた。




彼女も母親も学校に行けばそれなりの仕事があるのはわかっている。じゃあなんで?




ポルポト政権のせいで、いま親となっている世代は、十分な教育を受けていない。


貧しい生活はしているけれども、生きてはいける。教育を受けなくても生活できているのだ。


だから子供は教育を受けなくても・・・・それよりも家族の為にお金を稼いで欲しい、働いてほしい。




教育の重要性が伝わっていない。


貧しくて学校に行けない。将来仕事に就けない。貧しいまま大人になって親になったら


その子供は学校に行けますか?その子供は将来の夢を持つことができますか?


貧困から抜け出すことはできるんですか?




教育を受けれないこと、学校に行けない事が


子供から「夢を持つ権利」を奪っている。これっておかしいと思いませんか?


しかも抜け出すことができない、悪循環。


夢を持つこと、探すことで今の私は動かされているんだと思う。夢が自分の背中を押してくれる。


「辛い時でも夢だけは捨てないで」「夢に向かって生きろっ!」なんてことば言うけれど


じゃあ彼女たちは何を目指して生きればいいんですか?




夢を語ることができない、見ることさえもできない・・・そんなこと私にはそれがどんな状況なのか


いまだに想像ができません。




カンボジアの教育制度にはまだまだ問題がある。もっといえば教育だけじゃない。


私たちが信頼すべき警察でさえもお金で動かされてしまう。


じゃあ誰を信用して、だれに頼って、だれに守ってもらえばいいんですか?


これじゃあいくら法制度が変わったって意味ない!!!




私たちが当然と思っていることが当然じゃない。




もちろん私がおかしいとか思ったところで世界は変わりません。


1つの国も変えることさえもできません。


でも自分の意志や行動を変えることはできる!!




いままで当たり前のように小中高通ってきたけど


勉強なんてしたくないとか学校めんどくさいとか思ってたけど


そんな中でも自分の夢を見つけて


今は自らの意志で学びに大学へ来たわけで、


諦めたくもなるけれど夢を追って、夢に後押しされながら生活しています。


これって全然当たり前のことなんかじゃない。


ちょっとでも辛いことがあると「もうどうでもいい」とか「つかれた」とかいいながら


自分の幸せにきずけなくなる。


でもこうやって希望持って、しかもそれを叶えようって頑張れる私たちって


ものすごく幸せだと思う。




カンボジアでこれを感じてから授業寝てないか?って言われたら寝ちゃってることもある。


まだまだ頑張れてないこといっぱいある。


でも、ちゃんと勉強しようって思ったし、感謝しようって思う。


ちゃんと毎日毎日小さな幸せに気づいて噛み締めようっておもった。




私がこんな偉そうなこと言えるかわからないけど、


こういう状況をもっと多くの人に知って欲しい、それでどんなことでもいいから


なにか変化を起こして欲しいんです。


自分の気持ちだっていいんです。そして、是非みなさんの身近にある幸せに気づいてください。




そして、こういった状況を多くの方に知って欲しいと思っています。


情報発信だってきっと何か変化を起こすことにつながると信じています。






カンボジアの子供が皆夢を持てるように、笑顔が続くように。


そして彼ら、彼女らが大人になって親になった時、その子供とが笑顔でくらせるように。







私たちにもできることがきっとある。