そろそろ再開しなくっちゃね(^_^;;


昨日はダルビッシュくんのさよなら会見を見て涙が溢れました…
自分の真剣勝負をしたいという思いが愛着のある地域では叶わなくなり、宿命のように新たな戦いの場に行くことを決意した、と。そう聞こえました。
切なかった…
ダルは日本のレベルは低くないという。なら真剣勝負ができないのはなぜ?

レベルが低くないのに真剣勝負ができないなら、それは気概の問題じゃないのか…
向かってきてくれる相手がいないと感じてしまったダルビッシュの思いを想像すると切なすぎる。
悔しかっただろうな…
しかも奮い立つどころかメジャーにいくべきだと騒ぎ立てちゃったなんて…

今回指摘していたのは相手チームの話。
投げる前から及び腰で「なげないでよ」といわれたり「打てないよ」と戦い放棄発言されたり。
シーズン中にそんなエピソードをたくさん聞いていただけに
やっぱあれらが心に響いていたのか…と悲しくなりました。

ダルくん曰く「勝負は相手あってこそ。(今の日本では)真剣勝負ができなくなった」と。
あまりにも切ない心の声に触れて涙が出ました。
同じ時代に清原がいたらあんなことは言わせなかっただろうに…
そういえば西武のおかわり君や中島君との戦いには喜んでいたっけな。



そんなことをあーだこーだ思っていたらダルくんがブログを更新

ダルビッシュ有「最高のフィナーレ」 http://amba.to/xtU2Tj

あー(T_T) ダルくん ありがとう
野球少年の心を満足させたら、帰っておいでよねー



いろいろな思いはありますが、今回のことでまた一段と北海道日本ハムファイターズという球団がチームが好きになり、あの家族のような暖かく選手にも愛されるファンの一員であることにこの上ない幸せを感じました。

今年も気合い入れて応援するぞー
もうすぐキャンプインだ!!
避難所生活は、現代人には過酷な「床生活」を長期的に強いられます。それに加えて、常に不安を抱えているため非活動になりがちです。
単純なことですが有珠山噴火避難時には下記の働きかけが健康維持・増進に有効であり、喜ばれました。
現地で支援活動をされる方の参考にしていただければ幸いです。


★朝のラジオ体操

朝一番で縮こまりがちな身体を開き伸ばすことで全身は活性化します。
循環も良くなれば、痛みやむくみや筋肉のこりの解消につながります。

日本人になじみの深いラジオ体操はうってつけです。
はがき程度の厚紙に表をつくってスタンプを集めるなどすると、子供の頃を思い出して話しに花も咲きます。

働きかけをする人は雰囲気作りを大切に!
元気な学校の先生になりきって皆の前で思いっきり体操指導をして引っ張ってもらえると、次第に皆は集まってきます。

どんな活動でもそうですが強要はしないこと
できれば住民の健康管理を担っている保健師さんらと連携して、保健師さんからも「やってみたらどうですか」などとうまく誘ってもらうと良いでしょう。

避難所担当者も一緒になってみんなで行うと一体感もうまれます。

最近のラジオ体操は、なじみの第一でもいすで行うバージョンがありますので、立って行う人の横にいすに座って行う人もおいて二人以上で指導にあたると良いと思います。



★創作活動
 
何かをつくりあげるという活動は、心に良い効果をもたらすようです。
つくっているうちに没頭できるということも、じっとしていると不安ばかりが募る避難生活にあって貴重なことです。
楽しいこと、夢中になれることであっという間に時間がたつことは心身をリフレッシュさせるとともに、貴重なことだと実感しました。

有珠山噴火の避難所には毎日大量の新聞が届いておりました。
読み終わった新聞紙を使って「アンデルセン手芸」という工芸をやってみたところ皆さん夢中になって取り組まれていました。
朝食後にとりかかるとあっという間に昼食の時間になり、ある年配のご婦人に「あら!もうこんな時間? 嫌なことを考えずに過ごせたのは久しぶりだわ。ありがとう」と言っていただいた笑顔が忘れられません。それまでの皆さんの苦悩する姿を見ていた分涙が出ました。

アンデルセン手芸は、新聞やチラシを丸めてつくった棒で籠などを編んでいくものです。
小さな物づくりからはじめて達成感を味わってもらっても良いし、洗濯物入れなどの対策に挑むのも楽しいようです。分担制にすと難しいことが苦手な方でも丸めて棒をつくる係なら結構できます。テープを切ったりとめる係でもいいでしょう。
子供から大人まで皆で楽しめる作業だと思います。子供はすぐにつくった棒でちゃんばら遊びを始めますがそれを見るのもまた楽しい一時です。

一番ありがたいのは経費がかからず、そこにあるものですぐ楽しめることでしょうか。セロテープだけ寄付してもらえればはじめることができます。
 
もちろんその他の創作活動でもOKだと思います。
楽しく、夢中になって、不安や時間を忘れられることが何よりも貴重です。




ほかにも健康を維持、増進させる取り組みはいろいろ考えられると思います。

ただ、どの活動においてもそうですが、必ず実施前には避難所担当者や現地責任者に相談をしてから行うことが大切です。独善的行動は混乱を呼びますし、よかれと思って行ったことが生命を脅かすほど重大なことにつながることもあります。連携の意識を忘れずに行動していただきたいと思います。

健康に関することは、保健師さんや指定公共機関である医療班との連携を大切に。
傾聴や話し相手も内容によっては影響力があります。情報共有しながら上手に進めて下さい。






こういう分野は、理学療法士や作業療法士らの専門分野です。
公益法人になった今、これらの団体の積極的参加を待ち望んでおります。
宮崎県知事と高原町長が、気象庁の噴火警戒レベルが3の入山規制である段階にも関わらず避難勧告を出したことが波紋を呼んでいる。
内閣府の担当者や鹿児島気象台からは疑問視する発言もあったとか。

それに対し宮崎県知事河野しゅんじ氏は自身のブログの中で、以下のように話されています。

災害時には、たとえ何度空振りとなろうとも、早め早めの避難が基本です。
その点、避難勧告が「早過ぎる」という指摘はどう受け止めたらいいのか、
私としても頭の整理ができないでいます。住民の生命、身体の安全を預かる
市町村長が、可能な限り収集した情報を基に、最悪の場合を想定して
手を打つのは、当然のことのように思われます。

今回の火山活動は、長期化するという見方もなされており、避難生活も
長期化する可能性があります。そのとき、あんなに早くから避難する必要が
あったのだろうかといった不満が噴出する恐れもあるでしょう。
しかし、ここ数日のうちに、規模の大きい噴火が起こらないとも限らないのです。
首長が背負う責任の重さ、判断を下す際の苦悩、私も実感しています




私はこの知事と町長の判断を支持します。
以下は知事のブログにかいたコメントです。

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早めの避難勧告は、確かに避難生活が長くなれば不満の対象になってしまうかもしれません。
しかし、知事の言うとおり、今この瞬間にも大規模災害の恐れがあると言われているのに、現地の状況をみてもいない気象庁の判断で行動を規制される方がおかしな話しです。
災害対策基本法にあるとおり市町村判断で行って良いと思うし、して欲しいと思います。
判断にはとても悩まれたことでしょう。町民の怒りを一身に背負うことになっても安全を第一に考えた知事そして町長の考えを支持します。

有珠山噴火時、火口近くの洞爺協会病院も入院患者の転院時期で意見がわかれていました。まだ避難勧告も出ていない時期に患者を避難させる準備を進めるのか?という意見もありました。病院の経営にも影響する問題でした。
しかし、院長は「何かあってからでは遅い。責任は私がとる。患者さんが第一」と言い切り、全職員総動員で患者さんの転院と避難準備をはじめさせました。

結果は、150人以上の患者さん全員の転院がすんだ時、病院のある温泉街は避難指示地域となり、数日後に病院の目の前に火口ができ噴火しました。
あの時、院長の思い切った判断がなかったらどうなっていたことか… 院長のことを尊敬しています。

これからまだまだご苦労が多いかと存じます。ご自身のお身体も大切にされて頑張って下さい。応援しています。

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今、霧島市でも市内の医院や特別養護老人ホームを含む21施設に避難準備を呼びかけていると聞きました。
特に災害弱者ともなる患者・利用者を抱える医院や施設では、早め早めの行動が求められるのではないでしょうか。
たとえそのことで早まりすぎだと責められても お偉いさんににらまれたとしても
そして 住民一人一人もこの先のことをよく考えて せめて準備は滞りなく進めて欲しい…

洞爺協会病院では医療情報のスムーズな伝達までも考慮し、患者移送時にカルテやX線画像など必要な画像もすべて本人にもたせていました。そこまで…という意見もありましたが、すべては後から患者の命と健康を守ることになり、あの時の院長やスタッフの判断を誇りに思っています。「噴火したら取りにはいけないからね」と笑っていた姿が思い出されます。

避難されるすべての方が判断に遅れて悲しむことのありませぬように
避難所の寒さが問題になっているようです。
テレビの報道でも「とにかく寒い」と避難所で訴えている人の姿が映っていました。

避難所を暖房設備の整った総合保健福祉センター「ほほえみ館」に集約させるという話も流れてきました。そこには少しでも床の固さを和らげようとも運ばれたようです。

暖を優先し、機能を集約させるという点では良いのだと思います。
保健師や医療班などが巡回するにも効率的です。夜勤のことを考えても。

ただ、今でもスペースがなく、自主的に廊下やホールなどに移ってお互いがスペースをつくっているところに他の3箇所からの人が集められて大丈夫なのかという問題もあると思います。
一件スペースがあるように見える場所は、今そこで過ごしている人達が工夫してつくったスペースでもあったりします。空いているからもう少し収容できるだろうという考えは新たな問題を発生させるような気がしています。

もし、可能であれば、暖がとりづらく巡回も少なくなる可能性はあるけれど、スペースは広くとれる他の避難所を残し、自己管理ができる体力のある人が使えるようにするのも一案かと思います。
総合保健福祉センターは手厚いケアや管理が必要な人を中心に使えるようにするという考えもありなのではと思うのです。

有珠山噴火でも、開設したというニュースを聞いて続々と増える避難者が、先に入ってうまくスペースをつくりあっていたスペースを埋めて、またスペースをつくったら「まだいける」と埋まってしまうというやるせない連鎖がありました。私は早々に駐車場に停めた車で寝泊まりすることを選びました。

高原町の責任者の方にはそんなことも考えてもらいたいと感じています。


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あと、今、ツイッターなどで支援の輪が広がっています。
口蹄疫の時の流れからすでにタオル配布のボランティアははじまっています。

ただ、救援物資の呼びかけに関しては注意が必要です。

今「暖房器具が不足している」「余っている暖房器具を集めませんか」という流れになってきていますが、暖房器具はそれを管理する問題や、提供した後使って行くには熱源として電気や灯油をどのように確保するかという、ボランティアレベルではいかんともしがたい課題が発生します。

救援物資の呼びかけは、現地の責任者の考えを確認してから行った方が良いです。



人の心は微妙なもので、きっかけは善意でも、それが受け止めてもらえなかった時のがっかり感が「なんで!」という不満や怒りに変わってしまうことがあります。
 みんなの気持ちを無にしていると現場に対して
 集めた物をきちんと届けているのかと呼びかけた者に対して

有珠山噴火でも実は無駄になってしまった救援物資がなかったわけではありません。

そんな悲しいことにならないように、現地が本当に必要としている物資はなんなのか、連絡相談しながら一緒に考えて行くのが良いと思います。

みなさん 行動の前にぜひご一考を!!


★★★ 今、情報が入りました ★★★

高原町ボランティアセンター立ち上げ!連絡先:高原町社会福祉協議会 事前登録を」
〒889-4412 宮崎県西諸県郡高原町大字西麓360-1 高原町シルバー人材センター
0984-42-2230 ‎

ボランティアの総合窓口になってくると思います。
ここで支援の輪をまとめていきましょう。
新燃岳が噴火し、火砕流の流域にあたる高原町では避難がはじまりました。
まだ噴火前の、気象庁の噴火警戒レベルを超えた避難勧告に気象庁や内閣府のお偉いさんが難癖をつけたとの話しも聞きますが、私は県知事と高原町長の判断を支持します。
事がおこってからでは間に合わない。
噴石がとびかい空振が続く現地の状況を肌で感じ、住民の命や生活を真剣に考えたトップ達の判断を誰がせめることができるのでしょう。 
 気象庁やお偉いさんが責任をとってくれるのか! 腹のたつ話しです…


しかし、早めの避難と言うことは結果として避難生活が長引くことになり、これからが長丁場。
皆さん苦労されることと思います。


私はかつて有珠山噴火で避難とボランティアを体験しました。
火口に近い地域ではなかったため少しは早く避難解除になりましたが、それでも1ヶ月ほどの避難生活を送り、自宅は漏水事故でほぼ全滅。職場は休止状態となり転勤し一時は地元を去らなければならなくなるなど、非常に多くのことを経験しました。それはとても貴重な体験でした。

なので、今回のことはとても他人事とは思えず、避難所で私が体験にしたことが少しでも今の高原町の皆さんのお役に立つならと、いろいろ活動を模索中です。

いろいろな方にお話ししている内容をこのブログでも少しずつ書いてみようと思います。


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避難所生活 

環境:

体育館や研修施設などに避難した人達は、断熱性もクッション性もない床の上での生活を強いられることになります。
共有スペースにいくつかのいすはあるでしょうが、荷物管理の心配もあるでしょう。人々はほとんどの時間を床上の自分のスペースで過ごすことになります。
普段いすやベッドでの生活を送っていた人達にとって床生活は身体の負担が大きく、足腰の痛みを訴えたり、立ち上がれずに苦労したり、運動不足になっていく人が続発します。
有珠山噴火では救援物資として高さ30cmほどの椅子にもなる防災缶が配られましたが、これが皆に大変喜ばれていました。

避難所開設のニュースを聞きつけ続々と集まってくる避難者は当初の予測を超え、避難所は一時パンク状態でになりました。人一人のスペースは畳一畳ほどになった時もあり、就寝後寝返りも打てないほどの狭さでした。
プライベートの確保にと間仕切りの救援物資もありましたが、それを使えばさらにスペースが狭くなるため使われない施設もありました。
心身ともにゆったり休むこともままならない環境も疲労の蓄積の一因となっていました。


★床に直に座る・横たわる生活は身体の毒です。
 → 断熱性・クッション性のある敷物または素材が欲しいです。
★床からの立ち上がり、座る動作は、椅子やベッドを使う生活になれた人には苦労するものです。
 → 防災缶など、ちょっとした腰掛けになるようなものが欲しいです。
★プライベートの確保は必要ですが、自分が使えるスペースも欲しいところ。
 → 市町村には人一人にとって必要なスペースをよく考えて欲しいです。
   長期生活をしいるなら、ぎりぎりの生活スペースでは心身がもちません。
貴重品は各自携帯するとしても就寝後の問題もあります。ロッカーなどがあると助かります。
★避難時に用意できる人には鍵付きの鞄やスーツケース、チェーンなどを持ってくると便利だと教えてあげることも必要なのではないでしょうか。

★もしできることなら、避難所を離れてきちんと生活できる場所に身を寄せることも大切。
 → そのためには離れた人に情報をきちんと届ける約束と、最低限必要な補助金も必要??
   ただでさえ先の生活が不安な住民。ただで過ごせる避難所を離れればお金がかかる。そう考えて離れられない人も多くいます。大胆な発想がなければ避難所生活者は減りません(仮設住宅への移行にも影響)



次回に続きます