新たに不登校6.5万人(小中生) | 中西ふじよオフィシャルブログ

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文部科学省の調査を元にすると 10年前に不登校児童生徒が約3万3千人。しかし、2014年度は約6万5千人とのこと。


もちろん継続している年度をまたがって不登校が継続している児童生徒もいるはず。しかし、新たにその倍の子どもたちが不登校になっているという現実。


しかも こどもの数は減少しているはずなのに・・・・


確かに 私の相談者も 不登校で苦しんでいる小中高校生は 多いです。そして、そのご家族からの相談も・・・・。


そういう方の声に お応えしたくて この3月からスタートさせる RainbowSpace(フリースクール)


学校だけが居場所じゃあない。


でも・・・・きっと・・・・学校に行けた方が良い・・・・


勉強も 人間関係も ・・・・たくさん学ぶことが出来るはずだから・・・・


行かないことによる リスクは ある


でも 命を削ってまで 行く必要はない


他の場所でも学びの場所はあっていいはず・・・・



制服を脱いだ時


卒業の年齢になった時


誰も背中に 『私は不登校でした』なんて張り紙をして 歩いている人はいない


そんなのは学校教育を受ける年代だけのこと・・・


より良い生き方


より良い時間の過ごし方


人それぞれでいい・・・・


でも…・学校は 勉強が苦手な子にとっても楽しい場所であって欲しい


学校は 勉強だけでなく 人間力を身につける場所であって欲しい


子どもたちが 家族以外の人と一番多く接する場所


だからこそ安心して通える場所であって欲しい


そんな願いは強く持っている


私も 関わらせていただいている相談者の子どもたちの多くは 学校に行けるようになりたいって願っている


行けない自分を責めて苦しんでいる子どもも多い


その姿をみて 無力感を感じ涙している家族もいる


何とかしたくて 必死にもがいている教師もいる


大切なのは 一人ひとりとしっかり向き合うこと


ケースバイケース


結論を急がず・・・・その子の長い人生の中で 今がどんな時なのかをしっかり見据え ゆっくりゆっくり・・・・


年度替わりは 確かに一つのきっかけにはなる


大切なチャンスでもある


でも そのチャンスにとらわれ過ぎると 逆に 追い込んでしまうことにもなる


ゆっくりゆっくり・・・・