教師を辞めてもなお、多くの人から「先生」と呼ばれています。
人生の半分以上をそう呼ばれていたので、抵抗はないのですが・・・。
昨日、ラインでつながっている高校生の子から「先生、相談があるんですけれど、お時間をとっていただけますか?」と・・・。
かなり丁寧な言葉のやり取りのできる子だということが、ラインの表現でも伝わってきました。
今日の夕方、とよたっ子塾を早目にあがらせてもらって,会いに行ってきました。
悩みに対して、自分なりに真剣に向き合っている姿がありました。
私の目をまっすぐに見て、ゆっくりゆっくり・・・自分の言葉で色々なことを打ち明けてくれました。
私も丁寧な言葉で、ひとつひとつ自分の意見を伝えます。
知らない間に、相談者の目からは涙がこぼれていました。
「こんな風に、自分の話を真剣に聞いてくれる人はいなかったから・・・」と。
きっと、他にもいてくれたはずでしょうけれど、その時は、あなた自身の心のドアが開いていなかったのかも知れないね・・・と、伝えました。
少しずつ少しずつ、心のトゲで抜けていくのがわかりました。
「困ったとき、思い出してくれて連絡くれてありがとう。」と伝え、握手をして別れました。
最後は笑顔・・・。
その笑顔が、今日の私の貯金です。
その笑顔に感謝