女子レスリングの吉田選手の連勝がストップしましたね。確かに、ここ最近かなり厳しくチェックされ、気持ち良く勝たせてもらえなかった市愛が多かったですから・・・。前回の連勝ストップもオリンピック前でした。しかし、その時はしっかり立て直してオリンピックでは見事に金メダルをとりましたよね。今回もこの負けをバネにしてロンドンにつなげてくれるといいなあと思いますが・・・。
しかし・・・・。前回も連勝がストップした時に涙を流していました。そして、今回も嗚咽と共に号泣・・・・。吉田さんのファンの方には申し訳ないですが“弱いなあ・・・”と感じました。“あなたと闘って今まで何人の人が悔し涙を流したことか？！その人たちの分まで、負けた時こそ凛としていて欲しい。”そんなことを感じました。
と言っても、かなりのプレッシャーと厳しいマークに苦しんでいたことでしょうから、弱気になっていたようです。試合をみても、どこか弱腰で気迫と切れがなかったのも事実ですから・・・。きっと今回の負けでふっ切ることができ次のステージに上がっていくことでしょう。
闘っているのは自分自身・・・・。
吉田選手だけでなく、私たちもそうかもしれません。負けから学ぶこともたくさんあります。負けた時こそ、凛としていられる自分でいたいです。勝ち負けはひとつの結果にしかすぎないですから・・・。スポーツは勝ち負けがすべてかもしれませんが、私たちが暮らしている場面では、勝ち負けがすべてではありません。だからこそ、身の回りに起こったことをしっかりと受け止めて次につなげていける人になりたいです。
子どもたちにもそういう強さを身につけさせたいです。