三つ子の魂百まで…トラウマニア

映画メインですが、鉄道&路線バスねたも♪


テーマ:
            『溶解人間』

       原題:The Incredible Melting Man
  【1977年/アメリカ/35mm/モノラル/1時間25分】


              ■スタッフ■
      ◆監督・脚本: ウィリアム・サッチス
      ◆製作: サミュエル・W・ゲルフマン
      ◆製作総指揮: マックス・J・ローゼンバーグ
      ◆撮影: ウィリー・カーティス
      ◆音楽: アーロン・オバー
      ◆特殊メイク: リック・ベイカー

            ◇★キャスト★◇
★アレックス・リバー
 【スティーブ・ウエスト/溶解人間】 広瀬正志




★バー・デベニング
 【テッド・ネルソン医師】 堀 勝之祐


※『エルム街の悪夢5』で見掛けた時は嬉しかったものです。

★マイロン・ヒーリー
 【マイケル・ペリー将軍】 加藤正之



★マイケル・オールドリッジ
 【ニール・ブレイク保安官】 岸野和彦



★アン・スウィニー
 【ジュディ・ネルソン】 宗形智子



★ライル・ウィルソン
 【ローリング医師】 戸谷公次



★ボニー・インチ
 【看護婦】 峰あつ子



★エドウィン・マックス
 【ハロルド】 伊井篤史



★ドロシー・ラブ
 【ヘレン】 峰あつ子



★ジャナス・ブライス
 【ネル・ウィンタース】 色川京子


※70年代ホラーではお馴染みのスクリームクイーン!
 『悪魔の沼』ではロバート・イングランドの彼女を演じ、
 『サランドラ』でミュータント家族のルビーに扮している。


★ジョナサン・デミ
 【マット・ウィンタース】 西村知道


※『羊たちの沈黙』の監督、あのジョナサン・デミ本人!
 溶解人間に脇役として出演しているのは
 ファンの間では結構有名。


★サミュエル・W・ガルフマン
 【釣り人】 伊井篤史


※製作を務めるゲルフマンはカメオ出演ながら強烈な
 印象を残す生首ドンブラコ役にw

★ドン・ウォータース
 【カメラマン】 小滝 進 


※彼も製作スタッフの一人らしい。

★シェリル・スミス
 【モデル】 色川京子



ネタバレを含みます。未見の方は鑑賞後にご覧ください。

土星探査に向かった3人の宇宙飛行士。
突如眩い光に包まれスティーブ以外の仲間は死んでしまう。
地球に帰還した彼は全身を包帯で巻かれベッドの上に。
医師によると彼の体は放射能で汚染されているという。
目覚めたスティーブはその変わり果てた姿に絶望し
衝動的に看護婦を襲い彼女の顔半分を食べてしまった。
ペリー将軍指揮の下、主治医のネルソン医師と
ローリング医師以外は秘密裏に"溶解人間"として彷徨う
スティーブの行方を探し続けるのだが…。

スティングレイさんから念願のリリースとなった
今作はHDマスターが存在していたことで
BDでの発売となった。
とても70年代中期のB級ホラーとは
思えない
超絶鮮明なHD画質でBlu-ray化された事が
嬉しくて仕方ないのです。
慣れ親しんだビデオやTV放送版も捨て難いけど
今日に至るまでDVD未発売だったものが
「昨日撮ったの?」と感じるクリアーな映像で甦るとは
夢にも思いませんでした。

           スティングレイHP
http://www.allcinema.net/dvd/index.html


このジャケ以外ありえない素晴らしいイラストを堂々と
中央に配したスティングレイさんはさすが
分かっていらっしゃる!海外ポスターで使われた
デザインですが、ベースになったのはリック・ベイカーが
弟子のロブ・ボッティンに施したテストメイク写真。
写真原版は右を向いており、見栄えを考慮してか
反転状態で描かれたグロテスクな溶解人間は
有名すぎるキーアートですね。



『溶解人間』との出会いは11歳の頃、1987年10月16日に
TBSの深夜帯"金曜ロードショー"の放送を鑑賞。
当時ホラー雑誌で見て存在は気になっていたが、
レンタルビデオは親戚の家に遊びに行った時に
借りる程度で鑑賞するチャンスがなかった。
我が家に初めてVHSデッキが届き1か月も経たない頃、
新聞の番組欄に『溶解人間』のタイトルを見つけ
狂喜乱舞した。しかし就寝時間が21時と厳しかったので
父に録画を頼むことに。(タイマーの付いていないデッキw)
翌朝、父に感想を聞くと「襲われた女の子の恐怖に怯える
演技が素晴らしい!」との事。胸の高鳴りを抑え、
土曜の4時限目を終えた自分は帰宅後
真っ先に録画テープをデッキに放り込んだ。


スターウォーズを想起させるOPクレジット。
管制官からの通信「スコーピオン5、こちらヒューストン。
スティーブ聞こえるか?すべて順調か?」は良くマネした。
皮膚が溶け落ち放射能による細胞死滅を抑えるため
人間を襲うスティーブ、私事になるが重いアトピー性皮膚炎を
患っていたので同情し感情移入してしまったほど。
行く当てもなく人気のない田舎町を彷徨い続けるスティーブの
悲しみ、彼の奇病を治療しようと血眼になって探す
親友のネルソン医師の優しさ。ゴア描写以外にも
ユーモア溢れるシークエンスが点在するのも
ホッコリさせられる。子供が森を駆け回ったり
秘密基地を壊され悔しがる姿も小学生の自分と被り
どんどん映像の中へ引き込まれていった。






この時に録画した吹替テープが今回のBlu-ray製作に
お役立て出来る日が来るとは思いもしなかった。
メーカーさん曰く声優クレジットが録画されていたのが
非常に助かったとの事。標準で録っておいて良かった。
吹替を収録する際、配役と吹替製作会社の詳細を
組合に伝え転用許可を貰わなくてはならない。
声優名が分からない場合は協会側の聴き取り確認の上、
お墨付きをもらいギャラを支払うシステムとの事。
台本が存在しなかったり、製作会社が潰れてしまった場合は
困難を極めるそうで、素材があっても詳細が分からないが
ために許可が下りず使えないケースもあるのでしょうか。


最初の犠牲者となるデブ看護婦。病院内とは思えない
工場のようなゴツゴツした廊下をスローモーションで逃げ惑う
シュールな映像を30秒ものロングショットでで捉えたカットは
何コレ珍百景に認定w


溶解人間に首をもぎ取られた釣り人。
川に流され、ネルソン夫妻の会話を挟んだ後に
再び彼の旅が続く執拗な演出は誰もが抱腹絶倒に
なる事間違いなし!w
ミニチュアのような小滝から生首が落下すると
スイカのようにぐしゃり!と頭蓋骨が潰れて
脳みそがハミ出すw BGMにはエリック・クラプトンのような
泣きのギターが被る…。リック・ベイカーによると
一番難しかったエフェクトだったそうなw


老夫婦がレモンを盗もうとするコミカルなやりとりは和みます。
音楽が「ピンクパンサー」のテーマ曲みたいだし(笑)

僕の父が絶賛していたネル・ウィンタースの絶叫!

溶ける皮膚はスライム的な物を使っているのかと思ったら
数種類のコーンシロップをドバッ!と塗りたくっているとか。
ベイカー渾身の細かい造形が隠れてしまいますが、
悲哀を感じさせるスティーブの姿を上手く表現していますね。


映像特典に関してはアメリカのシャウト!ファクトリー製作
素材を借用する予定だったそうですが、良い返事が来ず
痺れを切らしたスティングレイさん自らリック・ベイカーの
独占インタビューを撮影すると言った快挙に出たのが
コダワリ派でありマニアの期待に応えてくれるマニアな
メーカーの底力を見せてくれたようで非常に満足度の
高い仕上がりとなっています。

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●リック・ベイカー スペシャルインタビュー(40分)
※唯一現存しているプロップの手を使いながら
  切断された腕のギミックを丁寧に説明するベイカー。
 撮影用の頭部はフォレスト・J・アッカーマンに寄贈
 されたと雑誌で読んだことがあるのですが、
 もう残っていないのでしょうか?
●オリジナル劇場予告編A(1分)
●オリジナル劇場予告編B(43秒)
※これが凄い!リック・ベイカーが溶解人間マスクを彫刻、
 エアブラシで塗装している映像が使われている。
●ドイツ版劇場予告編(1分) 
※ドイツ語ナレーションでタイトルも異なる。
●ビデオ版予告(1分05秒)
※日本版ビデオを発売したRCAコロムビアが製作した物。
●ギャラリーアーカイブ(9分)
※世界各国の宣材をサントラに合わせスライド紹介。
★失われた音源 ※隠しコマンド(1分)
●MEトラック
※アーロン・オバー作曲のサントラは商品化
 されていないので台詞抜きのMEトラック
 (音楽と効果音)は涙モノ!
●16ページに渡って作品の隅々まで
 掘り下げたブックレット封入。
 日本公開時、パンフレットは製作されなかったので
 大変な資料価値があります。

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    手持ちの『溶解人間』コレクションをご紹介します。

              【日本版チラシ】
          スパイダーマンとの二本立て。
     上映館は浅草ロキシー、横浜西口シネマ等。

               チラシ裏面。
  スパイダーマンより写真が多く使われているのが嬉しい。


            【日本版プレスシート】
       ポスターと同じデザインで、試写会や
       関係者に配布されるもの。


              【プレスシート裏面】
      パンフ未発行なので最も作品の内容について
      詳細が記載されているアイテム。


   一番下のロゴは雑誌関係の記事に切り張りするもの。


            【日本版モノクロスチル】
     大判サイズ。何枚でコンプなのか気になるところ。


             【日本版・試写状】
               葉書サイズ


              【試写状・裏面】
       コロムビア映画宣伝部のスタンプあり。


             【日本版VHSソフト】
           85年?当時で19,500円と、
        それこそ目玉が飛び出しそうな価格。


                【VHSジャケ】
         初版と再販がありこれは初版分。
        裏面の文字が異なるなどの違いあり。


            【アメリカ版ロビーカード】
            全8枚コンプリートセット









           【本国版スターログ誌】
           リック・ベイカー特集号


 溶解人間の変化の過程がカラースチルで紹介されている。


         【アメリカ製の溶解人間マスク】
   80年代中期にトップストーンと言うメーカーから
   販売されたものの、市場に出回った物は
   ゴムの質が悪く、塗装もいい加減な代物だった。
   これは未塗装かつ良質なラバーで抜かれた物を
   入手し自分で彩色を施したもの。


 塗装にはエアブラシを使用。
 タミヤのアクリル塗料を水で希釈し薄く吹きつけているが
 透明感を出すためクリアー系塗料を多用しています。
 筋肉のスジは面相筆でベタ塗り。


     Blu-rayで見ると皮膚の赤味が強いですが、
     雑誌やビデオだとオレンジっぽい感じだったので
     自己流でこんな風合いにしてみました(汗)


   本来被って遊べるフルフェイスマスクなので裏面に
   スリットを入れ被れるようにしました。
   が、今を思えば安定性が悪くなるので
   切らない方が良かったと後悔しています・・・。


右耳は物語の前半で溶け落ち、茂みに引っ掛かっているのを
ネルソン医師が発見します。艶出しには東急ハンズで
購入した特殊メイク系の液体を使用。


  段階的には2段階目、森で遊ぶ女の子と遭遇するときの
  イメージ。目玉にはエポキシボンドを塗布し光沢感を。
  毛細血管を再現するため赤い毛糸をほぐしたものを
  混ぜています。瞳はマスキングテープを丸く切り抜き
  エアブラシと面相筆で描き、目の周りのドロドロは
  アクリル塗料でドライブラシをかけました。


  歯の隙間にスミ入れをしたんですが、ディフォルメちっくに
  なるかと思ったら案外見栄え良く仕上がってくれました。
  98年に塗装。何度か被って写真撮影したので
  塗膜がヒビ割れている箇所があります。。



    反転させるとBDジャケットと同じ雰囲気になります(笑)




    夕焼けをバックに絶望の逃避行を続けるスティーブの
    シルエットが切ない・・・。

溶解人間 Blu-ray/アレックス・レバー,バー・デベニング,マイロン・ヒーリー
¥4,968
Amazon.co.jp

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テーマ:
9月に観たビデオの数:12本
観た鑑賞時間:1214分


ドライブ・アングリー 
ニコケイが姉ちゃん乗せてカーアクション繰り広げる
映画かと思って観ていたら、無駄に発砲するし
ピッコロ大魔王みたいな傷口再生と支離滅裂過ぎて
掴みどころ無いお子様作品でした。
監査役のウィリアム・フィクトナーは存在感タップリ!
コインを投げるとFBI証明書に変わるとか
臍で茶を沸かすようなギャグ満載。
アンバー・ハードのビッチっぷりが相も変わらず魅力的。
鑑賞日:09月02日 監督:パトリック・ルシエ

バトル・オブ・パシフィック 
過去の産物が威力を発揮する海軍VSエイリアンの
戦いが熱い!艦長のマリオ・ヴァン・ピーブルズが
昔と変わらずイケメンなのが何より嬉しかったです。
「バトルシップ」の二番煎じではあるけれど、
手抜きなく堅実な作りで好感が持てますね。
小粒ではあるけれどアメリカ人が大好きな母国愛も
しっかり描かれています。電磁パルスの影響で使い物に
ならなくなった最新機器をカバーするのが、
ビデオデッキだったりフィルムカメラだったり小物の選択が
オジサンの心を刺激しますねw しかし放射線を浴びた
フィルムが色被りしなかったのは何故?w
鑑賞日:09月02日 監督:サンダー・レヴィン

オペラ座 血の喝采 完全版
瞼を閉じられない状態にしたり、
弾丸が目玉を貫通して背後の電話機に直撃する
スタイリッシュな映像の数々。
眼球への異常な執着心と美少女をいたぶる監督の
変態度は更にエスカレート。別にオペラが舞台じゃなくても
良い気はするけど、回転するクレーンに乗せたカメラが
カラスの主観として縦横無尽に駆け回る画面作りは
一見の価値有り。シモネッティ作曲のテーマ曲は
繊細なヒロインの心を表現していて耳に残るが、
今作でのヘビメタはあまり効果的に使用されていない印象。
コンポのオーディオレベルメーターが時代を感じさせます。
鑑賞日:09月02日 監督:ダリオ・アルジェント

トライアングル
この面白さには意表を突かれました。
どのタイミングで無限地獄から
抜け出せばよいのか?
ゲームのようにリセットボタンを押せば再び
フリダシに戻れるのか?幾重にも連なるデジャヴのような
シークエンス。ヒロインが元凶なのか、
あの客船が異空間への出入口なのか
謎が謎を呼ぶ終わりなき道。
学習能力の無い女だなぁと突っ込みを入れたくなりますけど、
初見のインパクトは絶大!もしかして息子が発する
母への想いが具現化したものなのか、観る人によって
幾通りにも解釈できるスタイリッシュな作品。
ヨットの名前がトライアングルですよ(汗)
鑑賞日:09月03日 監督:クリストファー・スミス

イントゥ・ザ・ストームイントゥ・ザ・ストーム
神出鬼没な竜巻を研究するストームチェイサーと
絶体絶命の息子を救出する父親の連携プレーを
POVを交えながらシャレにならない迫力で描いた
異常気象系パニックの金字塔!初の4DXで鑑賞しましたが、
暴れる座席の衝撃に天井から雨が降り風が叩きつける。
体感じゃなくて映画のキャラとサヴァィヴ
しているような臨場感!
タイタスに同乗している感覚、4DX恐るべしです。
人間の欲望が地球環境を破壊し、ニュースでは笑いながら
他人事のように「この異常気象は何故?」を連呼する昨今。
劇中での脅威が身近に迫っている事を忘れてはならない。
鑑賞日:09月03日 監督:スティーヴン・クエイル

ゾンビランド
童貞クンが独自のルールを実践しながら
ゾンビの襲撃から逃げまくるロードムービー。
腐乱具合がヤバいゾンビ!
今を時めくアンバー・ハードが感染するんですよw
舌レロレロ~って嫌らしい♪スポンジケーキのトゥインキーを
求めただひたすら旅を続けるウディ・ハレルソンの
はみ出しキャラが愉快痛快。遊園地に行くのを楽しみに
しているリトルロックことアビゲイル・ブレスリンが可愛らしく、
ゴーストバスターズねたが全く通じないカルチャーギャップも
ツボにハマるw のんびりムードでインディアンのお店を
破壊してガス抜きしたりと酷過ぎますww
鑑賞日:09月04日 監督:ルーベン・フライシャー

処刑人
ノーマン・リーダスの代表作との事だったので、
もっと激しいバイオレンス描写が飛び出すのかと
思ったら意外にライトなノリで笑えました。
途中からマクナマス兄弟に仲間入りするチンピラが
主役を食ってしまうアクの強さ。
女装するウィレム・デフォーは衝撃的…。
鑑賞日:09月05日 監督:トロイ・ダフィー

悪魔の手毬唄
岡山・鳥取の方言に馴染みがあるので
台詞を聞いていて楽しかったです。
「きょうとぉ」(怖いって意味)をなんですか?と尋ねる
金田一さんがキュートw 横溝正史お約束の度が過ぎる
気色悪い死体がゴロゴロ出てきて子供の頃に写真で見て
トラウマになった葡萄酒漬けの死体シーンには冷や汗が…。
手が込んだカラクリは昔の邦画に見られる滑稽さを
感じさせるけど今ではかえって新鮮に感じます。
ゲロゲロ吐血しながら絶命する中村伸郎の死に様が
ダイナミックで気持ち良いw サンショウウオって
本当に目に効くの?「こらえてつかあさい!」

鑑賞日:09月16日 監督:市川崑

ヘルハウス HDリマスター版
出だしからゴシック調のムードで霧に包まれる
地獄邸と調査に訪れた4人の人物が
超クローズアップで映されるインパクトの強い
カメラワークが只者ではありません!
ゴア描写などで誤魔化さない正統派のオカルト映画。
翻弄される霊媒師を演じるパメラ・フランクリン嬢は
可愛らしく不気味な表情も覗かせますが、
霊魂の夜這いや不気味な猫の襲撃など徐々に怪現象の
度合が増大してゆく演出は見事としか言えません。
ラストの罵声攻撃。富山敬さん迫真のアテレコは
吹替の歴史に大きく刻まれる事でしょう。
ベラスコ役のマイケル・ガフが少し動くのも見物w
鑑賞日:09月22日 監督:ジョン・ハフ

クリスティーン
意思を持つ車の中では一番艶めかしく
魅力的な姿を見せてくれるのがクリスティーン。
冴えないガリ勉青年が初めて恋をした女が
怨念の塊プリマス・フューリー。悪友たちに破壊されても
アーニーの前で元通りに復元してゆく油圧による破壊を
逆回転した特撮は今見ても新鮮。
クラッシックカーに魅せられたアーニーの容姿まで
50年代のファッションに変わってゆくほど
憑依の度合が強烈に反映されているのも見所。
炎に包まれながら闇夜の一本道を走行する
クリスティーンの美しいこと!個人的にカーペンター作品の
中では上位にランクしている名作です。
鑑賞日:09月28日 監督:ジョン・カーペンター

光る眼
村の一部で突然人々が気絶。
女性が妊娠し銀髪の子供が生まれるも、
超能力で邪魔する者を消してゆく宇宙人による
地球侵略を鬼才カーペンター監督がリメイクした古典ホラー。
思考を読まれないよう海や壁をイメージしながら行動する
スリル満点の心理戦。宇宙人と言えどもお腹を痛めて生んだ
子供をかばう母親の弱みに付け込む巧みな戦略・・・
ラストはバッドエンドっぽい感じに閉めており、
あの後地球はどうなってしまったか色々想像してしまう。
落馬事故に遭う前のクリストファー・リーヴや
子供時代のトーマス・デッカーが見られるのは嬉しい。
鑑賞日:09月30日 監督:ジョン・カーペンター

ゾンビ・コップ[Blu-ray]ゾンビ・コップ
ゾンビとして甦った相棒とマッチョでスケベな
はみ出し刑事コンビが死体蘇生の謎を究明する
軽快なバディアクションの怪作。
スティーブ・ジョンソンが創作した異形ゾンビや中華料理店の
食材がタレ付きで襲い掛かってくるSFXは馬鹿馬鹿しくも
斬新で腹筋崩壊間違いなし!死に対する恐怖心を乗り越え、
マシンガン片手に復讐を果たすトリート・ウィリアムズの
カッコいい事!「女性用自転車のサドルになりたい」と
去り際の台詞も印象的。白バイ警官役で「プレデター」の
ホーキンスことシェーン・ブラックが脇役で出演。
主題歌もサイコーに痺れます。
鑑賞日:09月30日 監督:マーク・ゴールドブラット

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テーマ:
2014年8月に観た数:15本
観た鑑賞時間:1291分

『モスラ対ゴジラ』
ゴジラの動きがやたら俊敏で中に入ってる中島さんも
大変だったのではないだろうか?つまづいた勢いで
名古屋城を崩壊させるゴジラ可愛すぎますw
羽ばたくモスラをどう動かしたのか今でも疑問に感じる
操演の素晴らしさ!モスラの幼虫ってチョココロネみたいで
美味しそう(汗)ドラマパートは玉子ばっか食べてる
オッサンが出てきたりコミカルテイストで笑えます。
鑑賞日:08月05日 監督:本多猪四郎

『三大怪獣 地球最大の決戦』
色んな怪獣さんが唐突に出現し、大乱闘を繰り広げる
富士山麓デスマッチ!
ザ・ヒーナッツがゴジラたちの言葉を通訳したり、
岩を放り投げサッカーボールのように蹴るなど
大爆笑シーンの連発w
サルノ王女が上野の西郷像の前で大演説を繰り広げたり、
大村千吉さんが火口に落ちた帽子拾いに降りるなど
ドラマパートもズッコケ度合いが強く非常に楽しく
観させていただきましたw
純粋な子供ならもっと喜んで見られるだろうなぁ。
しっかしモスラの糸攻撃は最強っすね!
鑑賞日:08月06日 監督:本多猪四郎

『怪獣大戦争』
容疑者の少年Aみたいに目元に黒線の入った
怪しいX星人に叩き起こされるゴジラとラドン。
見事なコンビネーション・プレイでキングギドラと戦うけど、
デパートの怪獣ショーのような温いヴィジュアル。
やっぱ子供の頃に観とかないとイカンねこのレベルw
グレンの声を当てた納谷吾郎氏の声が若い!
鑑賞日:08月07日 監督:本多猪四郎

『マッキラー』
フルチ監督の初期作。
展開が地味で間延びしますが、子供が容赦なく
惨殺される描写はさすが鬼のフルチ!
ジプシー役のフロリンダ・ボルカンが村人からリンチを受け、
地べたを這いずり回り集落には不釣り合いな高速道路で
息絶えるシークエンスはリズ・オルトラーニ作曲の
物悲しい主題歌も相まって強烈な悲壮感を与える。
72年当時としては特殊効果がリアルで顔面から
何故か火花を散らし○○するダミー人形。
特殊造形の第一人者で『エイリアン』『E.T.』を手掛けた
カルロ・ランバルディによる迷作でした。
鑑賞日:08月15日 監督:ルチオ・フルチ

『吸血の群れ』
爬虫類が異常発生するも、偏屈な爺さんとその家族が
オーバーリアクションでノイローゼになり、
襲ってこない蛇やワニを目撃しては自ら特攻自滅する
カオスな映像の数々w
終始カエルの鳴き声が賑やかなんですが、
この程度で参ってたら田舎町に住めないですよ(汗)
カエル・蛇・トカゲ・亀・ワニとゲテモノ揃いですが、
吸血なんてしません!ドキュメンタリータッチで捉えた
爬虫類の姿は一見の価値アリ。
終末感漂う物語なのに地域限定にしているもんだから、
事の重大性が見出せないトホホ映画w
ポスターで有名な手を食べるカエルは
エンドロールの最後にアニメで登場。
TV放送の吹替え録画ビデオで久々の鑑賞。
鑑賞日:08月17日 監督:ジョージ・マッコーワン

『人間の証明』
激動の時代を生きた人間たちが
複雑に絡み合う悲しみのスクランブル。
親子の絆を地位と名誉のために消し去る展開が
「砂の器」に似通っているが、偶然の重なりが多過ぎて
ご都合主義な感じは否めない。
そんなストーリーでも、当時の貫禄ある俳優陣の熱演に
救われ見劣りしない作品にはなっていると思う。
夜明けと共に霧の間を滑り落ちる麦わら帽子。
それを鋭い眼光でみつめる松田優作の
凛凛しい表情が素晴らしい。
ジョー山中が歌う主題歌、二度三度と観る内に
自然と涙が溢れてきます。
鑑賞日:08月18日 監督:佐藤純弥

『狙われた女子高生/スタッブ・イン・ザ・ダーク』
96年にテレビ東京で唐突に放送された国内では
ビデオも出ていないスラッシャー映画。
パジャマ・パーティの真っ最中に使い勝手の悪そうな
大型ドリルを持ち込んで内臓ぐりぐり。
犯人の動機は幼少期、叔父に性的悪戯をされた事による
トラウマ・・・で何故無差別殺人するのか全く意味不明w
誰にも言わないから助けてと懇願する女が
「やらせてあげる」と簡単に股を開くビッチっぷり。
犯人は漂白剤で目が潰れてるのに性欲はあるようだけど
インポなんだ。でも二枚目だから困る。
おっぱい沢山見られるホラーは楽しいねw
鑑賞日:08月25日 監督:サリー・マティソン

『ゴジラ(1984年)』
久々に極悪ゴジラが甦った84年版。
対決モノの定番になったお子様要素を徹底的に排除し、
ディザスター感を前面に押し出した
パニック描写が素晴らしい!
有楽町を闊歩するシーンではマリオンを破壊後、
新幹線を持ち上げ投げ捨てる。
中野特技監督による細部にまで拘った建物の崩壊具合、
新幹線の架線が絶たれスパークするリアルさ。
公開当時、劇場で観た自分はこの場面をいたく気に入り
Nゲージの電車やビルを畳の上に配して真似っこしたりと(汗)
スーパーXのテーマ曲、サイボット・ゴジラに魅了されました。
しかし一番怖かったのは化け物フナムシ!
鑑賞日:08月26日 監督:橋本幸治

『K-9:はみだしコンビ大復活!』
1作目の続編があるとは知りませんでしたが、
メタボ体型になったジェームズ・ベルーシが
相棒の警察犬ジェリー・リーにずーっと話しかけている姿が
お茶目で和みます。万国共通のオナラねた。
便秘のジェリー・リーに毒々しい材料で作った
快便用特製ピザをご馳走するくだりが最高です。
犬の賢さと従順さを少し誇張した表現ではあるけれど
可愛く見せるハート・ウォーミングなコメディです。
超絶可愛いジェリー・リーの子供分けてほしかったw
鑑賞日:08月27日 監督:リチャード・J・ルイス

『マニアック・コップ2』
先ず1作目のブルース・キャンベルとローレン・ランドンが
呆気なく殺されるのには驚きました。
警棒を独特のリズムで振り回し獲物を物色するコーデル。
変態キャラばかり演じるレオ・ロッシと仲良くなり、
刑務所で暴行を働いた憎き犯人に復讐を果たすが、
全身火だるまで歩き回る場面は息を呑む迫力!
恨みを晴らした所でようやく安泰かと思いきや
3作目へと続きますw キャストが豪華。
『ヒドゥン』の女エイリアン、獄中で5秒しか出ないけど
ダニー・トレホ、キャスター役のサム・ライミ、『人間の証明』で
ジョー山中の父を演じたロバート・アール・ジョーンズの姿を
拝めたのは嬉しかったなぁ~。
日曜洋画劇場の吹替えビデオで鑑賞。
鑑賞日:08月28日 監督:ウィリアム・ラスティグ

『事件』
丹波哲郎扮する弁護士の証人尋問、いつもの丹波節で
声高らかに捲し立てながら真実を追及する
迫力の演技は見物。
曖昧な記憶頼りで被告側の刑の重さが
左右されてしまう怖さをしつこいくらいの
法廷描写で見せる野村芳太郎監督の秀作。
舞台が神奈川なので厚木、長後、平塚といった
あまりスポットライトを浴びないエリアで
ロケを敢行してるのも地元民には嬉しい限り。
様々な名優が集結する中、裁判長役の
佐分利信はさすがの貫禄!大竹しのぶも上手いですねえ。
鑑賞日:08月29日 監督:野村芳太郎

『フライング・ジョーズ』
全く飛びませんw ほぼCGですが、頭部の造形物は
出来損ないのアスパラガスみたいな間抜けヅラ。
平凡な展開を疑問に思ったら、やはりTVムービーでした。
サメを沼に生息させる理由付けが強引過ぎるけど、
今までの茶番劇が嘘だったかのように
畳みかけるクライマッマスとサメ退治の
アイデアは評価したい。悪役専門のロバート・ダビが
詰まらなそうに演じているのがもう(汗)
『デッドリーフレンド』のクリスティ・スワンソンが
変わらず美しくて巨乳を揺さぶりながら熱演!
彼女は『レッドウォーター サメ地獄』にも出ていたので
姉妹編として見るのも良し。
鑑賞日:08月31日 監督:グリフ・ファースト

『シャーク・ナイト』
デビッド・R・エリス監督の遺作なのに
期待を裏切る地味な作り。
大体過去の出来事を根に持つ
女々しい男の言動がイチイチみっともない。
ホオジロなんかは他のCG映画と大差なく
全く怖くないし、ラストのオチもバレバレ。
保安官が「ジャンクって映画知ってるか?」と
引き合いに出したのにはオッ!となったけれどw
死のレパートリーは「ファイナル・デスティネーション」に
遠く及ばない陳腐な映像ばかり。
ダルマザメが女を食い散らかす所だけは
新鮮味があり興味深く観れた。
元々3D用に撮影されているから
飛び込んでくるようなショットが多いけど
2Dの場合煩わしいだけ。
鑑賞日:08月31日 監督:デヴィッド・R・エリス

『シャークネード -サメ台風-』
アサイラムくらい突き抜けてると逆に爽快!
アニマルパニックと災害パニックを融合させた
真剣に考えると頭が痛くなってくるいつものヤツw
大体あんなハリケーンの中で回ってたらサメも眩暈
起こすんじゃないかと思いきや降ってくる時は
百発百中で人間に噛り付く貪欲さ。
ジョン・ハードが何故こんなのに出演快諾したのか
分かりませんが、椅子を使って地味に戦ってましたね。
チェーンソー片手にサメの口に飛び込むお父さん。
喰われたハズの女の子が偶然腹の中入ってて
救出できるなんてご都合主義も良いところ!
『ジョーズ』でのクイントの武勇伝をオマージュ
しちゃってるのは好感度UP!
鑑賞日:08月31日 監督:アンソニー・C・フェランテ

『パラダイム』 [Blu-ray]
科学的に証明出来ない物への恐怖に
神さえも慄く終末感漂うヴィジュアルと
絶え間なく鳴り響くサントラのリズムにより
底知れぬ不気味さでグイグイと引き込んでゆく凄さ。
確かに夢を見る時、覚醒時には想像もし得ない
展開が繰り広げられる訳で、そこが魔界との接点に
なっていると思うと説得力のある物語だと思う。
カーペンターが得意とする寸止めスリルも不気味で
手に汗握るし、ゾンビのように操られる浮浪者など
人知を超えた現象は世紀末以外の何物でもないと思う。
謎の液体を吸収し肌が飛火のように
崩れる女のおぞましい事!
鏡を見る度に不安に駆られる傑作です!
鑑賞日:08月31日 監督:ジョン・カーペンター

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