「知り合いに、人のオーラを読める人がいるんだけど、見てもらう?」
という友人からのお誘いを受けた。
正直、オーラとかスピリチュエル系のものは、信じる信じない以前の前にあまり興味が無い。
でも、
「ダーさんの事も、見てもらえるかもしないよ」
と言う言葉を追加され、オーラを読める人に会ってみる事に。
早速連絡を取り、一昨日、パリの落ち着いた某カフェでオーラを読める人(以下、オーラさん)に会ってきました。
ワシ「オーラとかそーゆーものを感じたりした事が無いのですが」
オー「感じる人には見えるだけですからね。あ、キミ自身のオーラは、かなりキラキラしてるね!そして・・・命の力が強いよ!」
ワシ「そうですか。ワシ、最愛のダーに、あなたの生命力はゴキブリ並だとおもいます、とよく言われていました」
オー「ゴキブリ・・・とは酷いですが、あなたのダーさんも何か感じたのでしょう」
去年の夏にダーが亡くなった事を話し、今のダーの近況がどうなっているか、もしも感じる事ができたら教えて欲しいと伝えた。
オー「あなたの後ろに、あなたの母が方のおばあちゃんがいます」
!?!?!
オー「そのおばあちゃんが、あなたをしっかり守ってますよ」
なんか、昔テレビで「背後霊」とかなんとかで聞いた台詞を、ワシ、目の前て直接聞いてる!
すごーーーい!
オー「その方が元気な方だったので、そのエネルギーを、マダムねずみっ子、あなたが引き継いでいるのです」
ワシ「なるほど・・・。ところでダーはどこに?」
オー「ふぅん、ちょっと待ってくださいね。探しますから」
探す・・・
オー「あ、いました。随分、遠くにいますね」
ワシ「えっ、近くでワシも見守っているんじゃないの?!」
オー「あなたのおばあちゃんがね「ワタシがねずみっ子を見守るから心配しないで、あんたはのんびりしてなさい」ってダーさんに言ってるんですよ」
ワシ「・・・ダーにそばにいて欲しいのに・・・」
オー「ダーさんは、苦しみから解放されて、美しい光のもと、とても穏やかに暮らしています。そして、なぜ自分が癌と言う病気になったのか分かって、心の平和をたもっています」
あ・・・
心の平和
やっと見つけたんだね、ダー。
癌治療をしている最中に、死への恐怖から不安症に陥り、精神科に入院。
その後は、癌との戦いと言うより、恐怖心との戦い・・・
心の中に平和をもたせるために、2人で頑張った。
最後の最後まで、ダーはその恐怖と戦っていたけど・・・
オー「本当に、本当に穏やかに暮らしていますよ。ダーさんは」
ワシ「そうですか、安心しました。ところで、ダーは、ワシの事は心配ではないのでしょうか?」
オー「・・・全く心配していません」
!!!!!!!!!!
オー「時々、あなたの方を気にしてチラっと見てますが、基本的に、あなたの事は全く心配してませんよ」
ワシ「・・・な、なんか、寂しい・・・」
オー「ダーさんはあなたの事を信頼していますし、あなたのおばあちゃんの事も信頼しているので心配していないのでしょう」
ワシ「そうですか・・・ダーはワシに言いたい事などないのでしょうか?」
オー「うぅん・・・無いみたいですね」
・・・・・・・
オー「・・・ワタシはもう平和の中にいるので、ワタシの事で悲しまなくても大丈夫・・・と、いう、ダーさんからの気持ちを感じます」
なんだか、穏やかにチラ見してるのがダーらしいなぁ(笑)
ワシ「ダーは、ワシの事を、忘れたのでしょうか・・・?」
オー「それは違います。愛すると言う気持ちは永遠ですから、ダーさんは今でもあなたの事を大切に思っています」
ワシ「そうですか。オーラさんは動物のオーラもみれますか?」
オー「はい」
ワシ「ニナちゃんという愛犬がいます(写真を見せる)」
オー「彼女も素晴らしいオーラですね!」
ワシ「彼女はダーという素晴らしい飼い主を亡くして、寂しく無いのでしょうか?」
オー「寂しく無いですよ」
・・・
オー「なぜなら、彼女はダーさんの存在を常に感じているからです」
ワシ「え?!」
オー「ニナちゃんは、起きている時はあなたと一緒にいて、眠りにつくとダーさんに会います。あなたとダーさんは以前の様に一緒の場所にはいませんが、ニナちゃんにとっては2人とも存在しているので、だからちっとも寂しがっていませんよ」
ワシ「えーーーーー!」
オー「動物は振動に敏感で、全てのエネルギーを受け入れる能力がありますからね・・・人間はその感覚を、大人になればなるほど締めてしまうのです。もしもダーさんに会いたいのならば、心が落ち着いた時に、ダーさんに話しかけてみてください。すぐには会えないかもしれませんが、そのうち、心が開けてきて、振動やエネルギーを感じる様になります。そうすると、ダーさんに会う事ができます」
ワシ「なんだか、不思議な話しを聞いている気がするけど、ワシもダーに会いたい!」
オー「会えますよ。ちなみに私も亡くなった祖母などとしょっちゅう会話していますよ」
ふと、ラマダン期間中のイスラム教徒者の友人との会話を思い出した。
ワシ「ぶっちゃけ、神様って居るの?」
友人「あははは!それはね、居ると思う人には居て、居ないと思う人には居ないだけだよ」
同じ晴れた空を見ても、
天気がいいなぁ!
日差しが強くてやだな・・・
心が疲れている時の晴れた空・・・神様ありがとう!
とか、感じるかは違うものね。
何をどう思うかはその人次第。
ワシは・・・
そうね・・・
ダーが、
今、
ひかりの当たる穏やかなところで、
心が永遠の平和の中にあって、
自由にピアノを弾きながら、
たまに、
ワシをチラ見している・・・
って、感じが、とっても合っている様な気がする。
よし。
考え方を変えよう。
今まで、ダーが残して行った色々な処理を、ダーのためにって思ってたけど、結局それってワシの成長の為なんだって。
ダーはもう関係ない。
ダーは全ての仕事を終えたんだから!
と、いいつつ、たまに
「ダー、てめー、こんなに厄介なもん残しやがってー!」
って、毒をはくかもしれないけど、そん時も、穏やかな気持ちでチラ見してね。