今日は東葛地区8市(市議会)合同研修に参加しました。

↓会場の松戸市、森のホール21

↓各市議会のメンバー

↓浦安市議会からも全員参加
↓講師の松谷明彦氏
配布資料http://www.nexturayasu.jp/press/infdata/208.pdf


今後日本が直面する人口構成上の問題や労働力不足を含めた課題について詳細な説明があり、特に昭和25年に政府が行った「産児制限」が人口の著しい不均衡を生み出し「超少子高齢化」の元凶となったと言う説明は大変わかり易く 問題の重大さを改めて実感しました。


講演で問題・課題の深刻さは十分理解出来ましたが、本来 私達市議に求められている「それではどの様に解決するのか?」と言う根本的な対策への言及が為されなかったので 質疑応答時に”具体的に取り組むべき事”についてお尋ねした所 松谷講師から”まずは以下2点から取り組むべきでは”との回答が示されました。

①民間に比較し割高となっている各種調達コスト削減を行う。

②介護福祉を始めとした行政サービスの一部を地域住民の皆さんにも手伝って頂き

 「支援」に対して正当な対価(報酬)を市が負担する形をとる事で本当に必要とされる

 住民サービスを迅速かつ適切に実施する形に移行する事が望ましい。


①は特に私が議会で多く取り上げている課題で、財務省出身の松谷講師も指摘される様に、長年の慣例として続いている割高な各種予算は時に「贈収賄」といった不正の温床にもなり各地で逮捕者が出ている点からも見直しが必要であると私自身も考える所です。


②についても当市に於いては特に福祉分野事業で 利用実績や本来の事業目的に照らし合わせても「割高」であると判断せざるを得ない事業が複数見うけられるので 今後もしっかり監査しながら、情報公開を通じ 非効率で割高になってしまいがちな事業を「市民力」を有償提供して頂く方向に転換し”安心して住み続ける事が可能な街”に出来る様 活動して参ります。