センセーショナルなタイトルの本ですが、年末年始に読んでみたいと思います。




存在は知っているけど、いったい何の役にたっているのか分からないのが地方議会とその議員!
そこで、行政に対する不満から東京都武蔵野市議会議員になったフリーライターが、地方自治の矛盾、
八百長まみれの地方議会、反則連発の選挙など、そのむちゃくちゃぶりを暴く!
もはや国家が当てにならない時代ならば、 地方からこの国を変えるしかない!

【著者紹介】
■川名 雄児(かわな・ゆうじ)
フリーライター/武蔵野市議会議員 1959年生まれ。


■ 目次



【はじめに】
◆座布団の下の福沢諭吉

【序章】フリーライターが市議会議員になってみたら
◆行政への怒りが原点

◆民主党からの立候補打診

◆議会はいいネタになるかも!?

◆ジバンもカンバンもカバンもない選挙

◆フリーライターの強みを活かして

◆民主党公認の「泡沫候補」とまで呼ばれて

【第1章】選挙の不思議 ウルサイ選挙はやめられない!
◆大音量のウルサイ選挙は天下御免

◆日本に地方議員は何人いるか

◆ウルサイ選挙のほかに方法はない

◆税金を使ったウルサイ選挙はやめよう!

◆あまり知られていない選挙の"常識"

◆ジバン・カンバン・カバンって何?

◆とにかく名簿を集めろ!

◆やってはいけないけど、やっている"戸別訪問"

◆議員にとっての命って何?

◆辻立ち演説の効果はいかほど

◆禁止のはずのポスターの裏技

◆チラシには誇大広告もあり?

◆政治団体は万能なのか?

◆「署名」という"罠"で票を集める

◆政党の公認とは何か?

◆勝つための最後の戦術

【第2章】議会の不思議 議論の場っていうけど、議論はありません
◆居酒屋で政策が決まるビックリな現実

◆議会は「八百長」と「学芸会」

◆討論という名の「いうだけ番長」

◆そもそも議会は議論することを考えていない

◆市長・議員は反論できない

◆市の幹部と裏取引をする議員

◆議員の賛否は分からない

◆記録を残さない議会も存在する

◆市民の話に耳を貸さない議会

◆「議員報酬削減」を主張しながら貰うものは貰う議員

◆手取り25万5600円は安いか高いか

◆政務調査費というお小遣い

◆「議員力検定」って何だ?

【第3章】議会・議員のホントの役割 地方議会はもういらない?
◆良いか悪いか誰も知らない議員活動

◆相模原市に見る議員の通信簿

◆通信簿の結果が投票結果に結びつくか

◆恫喝もあった多摩市の議員通信簿

◆通信簿で投票率が上がるのか

◆新たに始めた佐倉市の場合

◆議会、行政からも抗議が噴出

◆議員が自ら採点する福島町議会の場合

◆議員を評価するために本当に必要なもの

◆大震災で地方議員はどう動いたのか

◆避難所で聞いた議員への手厳しい意見

◆震災時の役割が分からない議会の現実

◆市長が議会をどう見たか

【第4章】橋下徹市長はヒトラーか 橋下旋風が地方議会を吹き飛ばす!? 
◆橋下流の地方議会改革とは何か?

◆議会の「無責任男」を排除せよ

◆議員性悪説VS性善説の戦い

◆他国の議会制度はどうなっているのか

◆橋下新党VS既成政党の行方

◆橋下市長は救世主かヒトラーか

◆橋下戦略の懐刀となる人物が語るには

◆なぜ大阪府知事から大阪市長なのか

◆独裁者論への橋下市長の反論

◆独裁者・竹原元阿久根市長の言い分

【終章】立ち位置が変わった地方議会 地方が変われば日本も変わる
◆議会が観光資源の町

◆議会の責任とは何か

◆地方の事業仕分けが進まないのはなぜ

◆議員も役所も身内には甘い

◆事業仕分けを本来すべきところ

◆立ち位置が変わった地方議会

◆地方が変われば日本は生まれ変わる