週刊現代のweb を読んでいたら、ウクライナの平均寿命が下がり、人口減少が進んでいることが書かれていた。


この記事は、NHK BS世界のドキュメンタリー『永遠のチェルノブイリ』で放映されたものを記事にしたものだが、25年後の日本の姿かもしれない。


以下、引用。


 実は25年前、チェルノブイリ原発の事故が起きた際も、関係者たちは自己保身と責任逃れ、情報隠蔽に終始した。その結果、どんなことが起きたのかを示しているのが、事故現場となったウクライナの現状だ。


 同国は、事故の5年後の1991年に旧ソ連からの独立を果たした。その当時の人口は約5200万人。ところが年々、人口が減り続け、2010年には約4500万人になってしまった。19年で700万人もの人口減、その減少率は13%にもなる。


 同国の平均寿命は、かつて75歳前後だったが、5~10年後には55歳ほどに低下する可能性があるという。そしていまだに、チェルノブイリ周辺では、障害を抱えて生まれる子どもたちが多いという(NHK BS世界のドキュメンタリー『永遠のチェルノブイリ』)。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6318?page=3


より。


人口が5200万人 → 4500万人 減少率 13%


平均寿命 75歳  → 55歳


一人っ子政策の中国ですら、将来増減率:8.7%で、人口は増える。


一方、ロシアも、ウクライナほどでないが、将来増減率:-8.6%と、やはりチェルノブイリの影響があるのだろう。