どこかおかしい牛丼狂騒曲

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愛知県の会社員、47歳は「牛丼 に勝るものなし。政府は早く米国産牛の輸入を解禁すべきだ」と、力を込めた、と記事はある。


自宅近くの店舗から地下鉄を転戦と新聞 は伝える。


名古屋市の高校1年生、○○絵莉佳さん(16)は、提供開始45分前に来店。


「親にも食べさせて上げたい」と牛丼 の弁当2つを下げて帰った、と記事。


親孝行なお嬢さんを持ったご両親は、さぞ幸せのことだと思う。


大阪・堺市の吉野家 第二阪和浜寺店にワゴン 車が突っ込み、店と客あわせて7人が怪我 。


損壊した店が新聞 社の取材ヘリコプターより写され、その写真 が大きく社会面を飾る。


損壊した店だろうが、それでも客は並び、壊れた店の中で客は牛丼 を食べる。


11時のオープン時に待ちきれない客が列をなし、11時丁度に店長 あいさつ。


今どきの小、中学校 でも見られない、素直に聞くお客が、あいさつ終了と同時に客が拍手して、「頂きます」。


全国の吉野家 各店で、同じような光景があったのだろう。


2月11日は米国産牛肉の安全性についての新聞 報道はなかった。


生命の大切は何よりも大切なはず。


にもかかわらず、この日はそんなことは問題にもならず、全く新聞 は触れない。


牛丼 が食べられないのは、もうこの世の終わりのような牛丼 狂騒曲を演出するマスコミはどこかおかしい。


もうそろそろ米国産の牛肉を輸入したらどうか、という解毒剤の働きをみせる新聞 の過熱した報道。


読者も少し用心して、この報道を斜めに読んだほうがいいのかも。


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05年2月13日にメルマのブログ「新聞批評」より。


なお、メルマは05年11月末で停止されます。


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