こちらが ご案内いただく はがきです
この天狗さんが 場内でもあちこちに飾ってあります
阪急電車で河原町駅下車、とことこ 四条大橋を歩いて 先の花見小路へ
花見小路へ入り、少し歩くと 左手に 祇園甲部歌舞練場
今日のキモノ
敬愛するA姉さまからいただいた、付け下げ訪問着 江戸友禅の作家 あきらさんのお品です
白の帯を合わせたくなって
渡文さん 白 銀糸花紋
帯揚げは 呉服北浦さん でいただいた、パステル黄緑色に金糸の菊
帯締めも 呉服北浦さん 細い細い多色の糸で織られた平の組み紐
今年の洛趣会さんは27のお店さんが楽しませてくださいます
京都の名だたる老舗さんの数々の展示を楽しみ、
そして とらやさんのお菓子で お抹茶をいただき(今日は表千家、明日は裏千家)
尾張屋さんの わさびのきいた あつあつのお蕎麦
例えば こちらは お抹茶の一保堂さんの展示
舞妓さんのお人形のお衣裳は ホンモノの舞妓さんがお召の物、というこだわり
普段は まじまじと見たら失礼かしらん・・となかなか見られない、着物と帯の隙間、なんて
着物好きでないと気にならない場所も まじまじ
聖護院八つ橋さんの展示
赤前垂れ
幕末の頃、祇園には大きな茶屋が7軒あり、
「赤前垂れのお茶屋」と呼ばれておりました
平戸藩主・松浦静山の「甲子夜話」には、
「禁裏御所の長橋局の厨(台所)に立つ女官は皆、
赤前垂れ姿であった。
本来は、絣袴なのだが、略して 赤前垂れにした。
この御所風の姿が 祇園の女にとっては、憧れの姿であったからであろう」
としている。
川柳にも「四条まで 赤前垂れに 送られる」
祇園ならではの格式を誇っていたといわれ、
世の人もこれをみて
「東男も赤前垂れを一目見るなり祇園の中に御所の気風をつけたり」
と評しております
表千家 千宗左お家元の喜寿のお祝いの展示も いくつか見られました
とらやさんの 菊の薯蕷饅頭
餡が美味しい
今日のマサヨさんのいでたちです
祝日で お客様もとても多かったけれど 楽しいひと時でした