ここ最近のネットワークの進歩は著しくて、ついていくのが大変ですね。
注文住宅で家を建てたのですが、先のことを見越してLANに関してはもう少し配慮すべきでした。
その経験から配慮すべきポイントをあげておきます。
我が家はケーブルインターネットですが、2年前光を検討しました。
2年前とは状況が少し違っていたら申し訳ありません。
インターネットに関しては光が主流になりつつあります。
まず、光ファイバーをどこを通して、どこにメディアコンバータ等のネットワーク機器をおくかということをあらかじめ決定しておくとよいでしょう。
ファイバーは導線とちがい、ガラスがベースなので、極端な角度の配線ひきまわしは厳しいようです。
コンセントの設置や、機器の設置場所をあらかじめきめておくことで、無駄な配線の引き回しをさけることができます。
また設置場所によっては、壁に穴をあける必要がでてきます。
光導入時に光電話に変更することで価格を安くということが売りですが、
インターホンは電話回線を使用しているので、確認が必要でした。
ここに関してはお客様の責任で確認ということでした。
また各部屋へ有線LANをひくかどうかで迷いました。
しかし、最近は無線LANも高速化しているので、マストはでないと思います。
ゲーム機も無線対応の世の中ですからね。
ただし地下室や鉄筋住宅など無線が通じない個所では便利だと思います。
最近はPLCと呼ばれるコンセントからもネットワーク接続できるもアダプターがあるので
こちらを利用してもよいと思います。ただし、通信速度を気にされる方は気をつけたほうがよいでしょう。
テレビなどのデジタル家電も最近はインターネット接続やLAN接続対応になってきているので、LAN接続環境が近くにあるほうが便利です。
デジタル家電を無線接続するためのイーサネットコンバータが市販されているので、そちらを利用することも可能です。
これからのデジタル機器の主流はLAN接続がメインになりつつあります。
ハードディスクに関しても、LAN接続型のもは非常に便利ですし、テレビによってはこのLAN接続型ハードディスクに直接録画できるものもあります。
これからは、ますますLAN接続環境の利用が増えてくると思いますので、
インターネットの引き込み場所はあらかじめ、住宅設計に反映して、設置機器の増設を考慮してスペースを確保しておいたほうがよいでしょう。
最終的に、私はケーブルの光ハイブリッドの登場を待つことにして、2年前の光化は断念しました。
光ハイブリッドは登場したもののフレッツ光と比較していまだ高額です。
2年前検討したのは、NTTのフレッツ光とコミュファ光が候補でした。
コミュファ光は中部電力の提供になるので、地区が限られますが、価格面と接続機器数が少ないという
メリットがありました。
世の中便利になっていきますが、知識がないと手軽にということが難しくなってきましたね。
サポートでお金をとるようなシステムや製品設計はエンジニアとしてどうかと思います。
また、便利なネットワーク等の家電に関しては、ブログで紹介していきたいと思います。
今回とりあげた機器も具体的なメーカや型番が紹介できれば便利だと思いますので
余裕ができたところでぼちぼちやっていきたいですね。