大相撲第64代横綱である曙太郎さんが、緊急入院したことが発表された。病状など詳しいことは不明で、本日10時に主治医が記者会見を行う予定。
 曙さんは、外国人として初めて横綱となったことで有名である。今でこそ、横綱を始め大相撲の幕内力士はほとんど外国人であるが、その曙さん以前には外国人は横綱になれないとまで言われていた。
 曙さんは力士引退後、総合格闘技やプロレスに戦いの場を移したが、大事な試合では全く勝つことができなかった。毎年、大晦日の夜に曙さんが敗退する姿を見るのが、風物詩となっていたほどだ。年配の方でも大相撲の横綱としてより、大晦日に敗退する姿の方を思い出すことが多いと言われている。