錦織圭VSジェームズ・ブレークの試合にて……
ジェームズ・ブレーク(以下ブレーク)「地下爆弾(マッティボム)」
錦織サイドの地中から出て来た爆弾が錦織の左ふくらはぎに絡みつき、爆発する。
辺りが煙で覆われる。
ブレーク「案外、あっけなかったな。興ざめだ」
???「ふぅ、どうやらギリギリだったようだな……」
ブレーク「!」
煙の中から妖狐錦織の姿が!
妖狐錦織「くくく……、エア圭の恐ろしさ、ありがたくかみ締めるが良い!」
ブレーク「ラケットのストックはそれで最後のはず……。さあ、どうする?」
錦織が折れたラケットのグリップ部分を持つ。
ブレーク「くははははっ、気でもふれたか?」
妖狐錦織「何をぼやっとしてる? いいからサーブを打ってみろ」
ブレーク「そこまで言うなら喰らわせてやる! はああああ!」
ブレーク渾身の一撃!
なんとそれを、折れた筈のラケットで打ち返した。
ブレーク「ぐはぁ! な、なんだ、今の技は?」
妖狐錦織「エアテニス……」
松岡修造(観客席)「(俺には見えるぞ、圭! あれは恐らく妖力を実体化したもの、見えないのは との明らかな妖力の差を表している。もはや全盛期の俺でも危ないな)」
その後も錦織の勢いは続く。
妖狐錦織「おやおや、さっきの威勢はどこへやら?」
ブレーク「しゃらくさい!」
妖狐錦織「パッションだけで勝ててもらっちゃ困る……」
錦織が5m上空を舞う。
妖狐錦織「世の中の厳しさ、教えてやるよ。炎殺黒龍波!」
ブレーク「何で飛影なの~!?」
ブレーク、ダウン!
審判「ゲームセット! ゲーム錦織!」
錦織の姿が元に戻る。
福原愛「(これはひょっとしたら、エア卓球を身につける絶好のチャンスかも知れない)」
試合終了後、福原が錦織に急接近!
福原愛「あの、もし良かったら、付き合って下さい!」
錦織「え!?」
突然の告白に、呆気に取られる錦織。
錦織「(これはひょっとしたら、王子サーブを身につける絶好のチャンスかも知れない)」
福原愛「お願いします!」
錦織「いいよ」
福原愛「ありがとうございます!」
こうして二人は結ばれた。
※この日記はフィクションです。