脅迫者の親は脅迫者
傍観者、尋問者にくらべて、脅迫者は激しいキャラクターです。
相手を脅迫してまで服従させる支配的な性格です。
大きな声で相手を罵倒し、恫喝することで、相手のパワーを奪う。
主導権を取って相手の感情、行動をコントロールする。
これが脅迫者です。
鈴木宗男さんなんか典型的ではないでしょうか?
親が脅迫者だと子供は小さい頃、抑圧されます。
そうして言うことを聞く姿がまた親の脅迫者ぶりを増長させ
ますます子供は縮み上がります。どんどんパワーを奪われて..
そのうち、子供は気が付きます。
「このままでは死んでしまう。」
その瞬間から、親に強烈に反抗するのです。
脅迫者の上を行く脅迫者に成り変わるのです。
キレル子供もこの類です。
そしてそういう脅迫者が人の親になると、産まれてくる子供の
パワーをまた脅迫者として奪おうとし、これが繰り返される。
この負の連鎖をうち切るには、やはりドラマを指摘することです。
例えば、「どうしてそんなに大きな声で話すの?
それでは、きちんと話ができなくなってしまうよ。」
「そんなに怒鳴らないで。相手がおびえてるよ。」
でもなかなかそう言ってもずっと繰り返してきた脅迫者には
なかなか受け入れて貰えないかもしれませんね。
脅迫者が交渉相手だったら、慎重に行きましょう。
さて、残る最後のキャラクターは「被害者」といいます。
4つのキャラクターの中では、脅迫者が最も強そうに見えますが、
じつはこの被害者が、最強のキャラクターなのです。
つづく