シニア層、スマートフォンへの関心が高まる | 脳科学とダイレクトマーケティング

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矢野経済研究所では2012年12月、60代を中心としたシニア層1000人に対してアンケート調査を実施。「来年チャレンジしたいこと」(複数回答)において、「ある」と回答したシニア層ではトップが「旅行」(43.6%)、続いて「運動・スポーツ」(29.4%)、「スマートフォン、タブレット端末などの最新ITツール」(26.8%)、「園芸・庭いじり・ガーデ二ング」(22.8%)となった。


「今後、欲しいと思っている最新ITツール」(複数回答)については、「スマートフォン」(41.0%)、「タブレット端末」(30.2%)、「スマートテレビ」(17.0%)、「電子書籍端末」(13.9%)という結果となっている。


MMD研究所では、携帯端末を所持しているシニア層(60~70歳台)939名を対象に、アンケート調査を実施(1回目8月末、2回目11月末)。シニア層のスマートフォン所有率は、2回目の調査では16.8%で、1回目より5.7ポイント増となった。


購入意向者へ、気になるブランドを聞いたところ上位3機種は「iPhone」(45.0%)、「らくらくスマートフォン」(27.7%)、「GALAXY」(16.6%)だった。さらに認知度に関しては、らくらくスマートフォンが75.7%で、前回から20ポイントアップしているという。


また、らくらくスマートフォンは、旅・食・健康などをテーマとしたシニア層向けのSNS「らくらくコミュニティ」が利用でき、現在2万人以上のユーザーが会員登録している。スマートフォンの普及とともに、シニア層にもSNSはひろがりそうだ。


このほか、NTTドコモでは、スマートフォン、タブレット端末などに関する「使い方教室」を無料で開催している。初心者でも扱いやすい「らくらくスマートフォン」のシニア層へのヒットはこの先も当分の間続くのではないかと予想される。


http://news.mynavi.jp/articles/2012/12/21/easy_phone/index.html

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