Tak. 「アウトライン・プロセッシング入門:  アウトライナーで文章を書き、考える技術」 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

Tak. 「アウトライン・プロセッシング入門:  アウトライナーで文章を書き、考える技術」

僕は仕事でこれまでずっとWindows機をつかってきたが、
最近 Mac に変えた。

Macに変えてみて驚いたのは、その効率のよさ。
仕事がサクサク進む。
画面切り替えとか、ショートカットキーとか、
ウィンドウの開き方とか、
細かいところに配慮が行き届いているのが感じられる。

「なんでMacにもっと早くしなかったんだろう?」

という感じ。

その一環で、新しいアプリを試している。
僕の場合、仕事でよくテキストエディタを使う。
大学時代の友人に勧められて以来、Windows機では紙copiを使っていた。
紙copiがすごいのはテキスト文書を階層管理できること。
僕は100個以上のテキスト文書から、メモとったり、見返して考えたり、
コピペして文書作成したりを繰り返していたから、
これがないと作業にならなかった。

しかしMacには紙copiがない。
テキストエディタを3つほどインストールしてみて試してみたけれど、どうもしっくりこない。

前述の通り、Macはウィンドウを開くという動作がWindowsよりもしっかりできているから、テキストエディタに階層管理を求めなくてよいかな、とも思ったが、
それもちょっと不便だ。

というときに、この本を読んだ。 (前置き長くてすみません)

Tak.「アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術」



アウトライナーというは、箇条書きに適したテキストエディタのようだ。

人が文章を書くとき、通常は3つのことを同時に行う。
・どんな情報を盛り込むか
・その情報はどんな構成にするか
・どんな表現に落としこむか

いわゆる名作家と呼ばれる人たちはこれが全部いっぺんにできる
しかしそうではない人にとってありがたいのがアウトライナーのようだ。
・まず書きたいことを思いつく限り書き並べる
・書き並べたものを構造化しツリー状にする
・ツリーを文章に落としこむ

これらを一個一個、分業する形でやるのを可能にしたのがアウトライナーだ。
同書で勧められていた、クラウドのWorkflowy は既に使ってみたが、とてもよかった。
あとでMacには OmniOutlinerを入れてみることにしよう。


こういう勉強って、楽しいな、と思う。