東大でのBEAT Seminar の模様がアップされました! | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

東大でのBEAT Seminar の模様がアップされました!

先日の東大でのセミナーの模様 がアップされました。

山内先生の最後の一言が、僕は今でもじんときます。

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学校教育でも英会話学校でも、つまりどういった方法を使えば同じ単位時間で、より学習がよくなったという話だったと思いますが、今日の話はその視点とは別の視点があると思っており、それはつまり学習の時間を伸ばすために技術を利用するという視点だったと思います。学習量と学習方法に関しては色々な研究があり、英語に特化したものではありませんが、今年の6月くらいにアメリカの教育省が発表したEラーニング全般に関する調査報告書があり、その中でEラーニングが対面学習よりも学習効果が高いという結論が引き出されました。なぜかと言うと、学習時間がEラーニングのほうが伸びるからです。英語に限らず、一般的にEラーニングの学習効果が出るのは、学習方法としてEラーニングが優れているというより、Eラーニングのほうが学習時間が担保できるから、という理由であることが言われています。
英語の話で言うと、フィンランドに行ったときに面白い話を聞きましたが、フィンランドは20年ほど前はほとんどの人が英語を喋れない状況でしたが、この 20年間の中で仕事の流通が大きくなり、すごく喋れる人が増えました。ほとんどの人が英語が喋れるようになっていました。その最大の理由が何かと言うと、使う機会が増えたからです。これはたぶん日本人にも言えると思いますが、日本人にも当たり前のように英語を使わなければいけない仕事がでてくれば、利用時間が伸びますので、先ほどの2000時間が埋められます。ところが、どうして日本がここを乗り越えられないかといいますと、日本の中であれば日本語だけで済んでしまうという非常に根本的な課題があるからです。しかし、海外に出るといきなり赴任といったようにハードルが上がっているところがあり、今回のサービスは、諸外国であれば普通の日常経験によって代替されうる部分であると思いますが、日本はそこがすごく難しいので、ちょうどその「日常生活で英語を使う」というラインと「全然使わない」というラインのちょうど真ん中の部分を持ち上げられるという可能性があるのではないかと思います。 今までは、「どれだけ精密な方法でちょっとでも上げられるか」という話でありましたが、これからはそれと同時に、「どれだけ学習時間を伸ばせるか」という観点が大事になってくるのかと思います。これはおそらく英語学習だけではありませんが。方法と同時に時間というものがソーシャルメディアでの学習にとって非常に重要な要因としてあがってくるのではないかと思います。
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・日本人には英語学習時間が2000時間足りない
・質よりも量ではないか?

この点を東大の先生方から言及いただけたのは、あの日の最大の収穫だったと思います!

(詳しくはこちら

非常に楽しい会でした。 ありがとうございます!


しかし、

戦略コンサル辞めて起業している日記-todai1
戦略コンサル辞めて起業している日記-todai2


カッコよく撮っていただけました ニコニコ

うれしい。

ニヤリ。