うちのシステム開発の方向性 | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

うちのシステム開発の方向性

米国をはじめとしたインターネット業界では、次のようになっています。

最先端のウェブサービス開発の現場は、とてもアウトソースなんかできない状況になっている。「仕様書を文章で作って、それを誰かが作る」なんていう悠長なやり方は通用しない。どんどん機能開発して、どんどんリリースして、ユーザーのフィードバックを元にさらに進化させる、というのを、毎日行い続けないとならない。・・・「人の話を聞いてさっさと理解して、それをすぐにコードにできる、いま・ここにいる人」 というのが非常に重要なのです。
ITアントレプレナーになりたい若者のみなさんはプログラミングを・・・


うちのCTOがすごいのは、技術力だけではなく、
・CSをしたり、
・講師やフィリピン人スタッフと英語で話をしたり、
・企画をチェック・ディレクションしたりディスカッションしたりしながら、
・コーディングしていける
という点だと思います。

うちの開発にスケーラビリティを持たせるためには、
他のシステムスタッフもそのように、システム外の人といかにコミュニケーションをとりながら
活躍しているかにかかっている、と考えています。

つまり、下っぱとしてのコーディング屋さんではなく、
ミドルマネジメントクラスのシステムエンジニアがたくさん必要になる、
とも考えています。


ちなみに、DeNAのやり方は面白いです。

現在はまだ社内で3割程度しかいないエンジニアが事業のアイデアを出してくるということも、南場氏が強調したかったことのようだ。
興味深かったのが、南場氏も守安氏も異口同音にエンジニアが社員の大半を、あるいは経営陣の大半を占める企業を目指していると言っていたことだ。そこには、サービスを考えて実際に手を動かしてものを作れる人材を求めているという意味がある。インターネットのサービスはコンピュータの技術をサービスとして提供しているに過ぎない。そのために、エンジニアとして開発できること、最低限でも技術で解決できることを発案することを、社員や経営陣に求めているわけだ。
http://japan.cnet.com/extra/cr_dena/story/0,3800104206,20410314-5,00.htm

日本の IT 業界では、「何を作るか」を考える企画部門と、「どう作るか」を考えるエンジニア部門が分離しがちです。・・・ビジネス上のキー数値は事前にシェアされ、成功状態を具体的に意識する必要があり、その成功のために最適なサービス仕様をエンジニア自身も考え提案します。「企画が言ったから」という理由だけで費用対効果が見合わない実装方法を強いられることはなく、むしろ費用対効果に見合う外部仕様を提案することが求められます。
http://www.dena.jp/recruit/sp/engineer/stance/development.html

うちのシステム部門も、目指している方向性は一緒です。


このDeNAのやり方に、
「世界で活躍できる」 「英語を使って仕事をする」 というキーワードが
レアジョブではのっかります。