19歳のフルタイムスタッフ | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

19歳のフルタイムスタッフ

本日から、1人、新しい仲間が加わった。

平成2年うまれの19歳。
実は、大学1年生をちょうど終えたところだ。

2月からインターンとしてうちの開発チームに来てくれた子。
エンジニアに年齢は関係ないなぁと思ったのは、
来て早々、様々な成果をさっそく出してくれていたこと。

そして、成果を出せるだけではなく、考え方も大人びており、とてもひたむき。

経営者として向いているタイプの子だなぁ~
こういう子を育てたいなぁ~
と僕は思っていた。



僕自身、19歳、大学1年生で休学し、正社員としてあるベンチャーで1年半働いたことがある。
1年半働く中で、いろいろなことが分かった。
・ベンチャーがいかに楽しいかということ
・自分はベンチャーが好きなんだということ
・自分が将来経営者として足りないのが何か、ということ。

復学したときは20歳そこそこだったから、こういった経験を早期に積めていたのは本当にありがたかった。
・自分が将来、何がしたいかよくわかった
・そしてそのために、何が欠けているか、よくわかった
・だから、何をすればよいかよくわかった

だから、英語を勉強しながら会計のゼミを選び、そして戦略コンサルティングに入った。
このへんの経緯はこちらの記事 にくわしい




で、彼。

19歳。

育てたくてムラムラした。
いや、育てるなんておこがましくて、彼がどう勝手に育つか楽しみ。
10年後とかどうなっているか、ワクワクする。

だから、先月中旬に彼にこう伝えた。

「君はこの場に19歳で来ている」
「普通のインターンは、大学3年生とか院1年。 彼らも、非常に早いし、よく考えている人たち。」
「でも君はもっと早い」
「早いってのは、非常に大切。」
「自分が何がしたい人なのか、そのためには何をすべきなのか、
それを君は他の人よりも2年も早く学べる。」
「だから、大学に戻ってからの2年間、君はなすべきことのために時間を使える。」
「周りの人は使えない」
「ここで生まれた小さな差は、やがて大きな差につながる。」
「で、休学は1年なら、就職活動に関してはほぼノーリスク。」
「ノーリスクで得られるものは大きい。 だから、休学してうちで働いてみないか?」




で、彼は同意してくれた。
同意してくれた翌々日に彼は親を説得し、大学に休学届を出した。

今日からフルタイムでうちで働いている。
1年間、精一杯頑張ってください!