ウクライナから騙して入手した中国空母がそろそろ完成 | 潜伏中なブログ

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ウクライナはスクラップとして売却する意向を示し、中国軍と深い関係を持つ香港の企業家が98年に「海上のカジノにする」と称し個人として購入。2002年春から大連港に係留された。05年ごろ中国海軍の艦船と同じ色を塗られ、改修工事が始まった。



とあるが、軍事上非常に敏感な当時最新鋭の空母をウクライナは他国へ譲り渡すことを非常に渋っていた。



ようは、



マカオのペーパーカンパニーを通じて中共人民開放軍が自国開発できない空母の技術を合法的に盗むため

「スクラップにする」といつもながらの中国伝統の嘘で騙し、

そのまま分解、技術の習得、一から組み立て改修して空母にした。



である。



つまり姑息なのは中国がロシアよりも上手ということ。
<消された引用ぶろぐ>の元記事
【国際情勢分析 矢板明夫の目】
国威発揚のシンボル 迫る中国初の空母進水
2011.7.9 07:00 (1/3ページ)

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【国際情勢分析】ウクライナ・ニコラエフの黒海造船所で、未完成のまま野ざらしにされていた「ワリャーグ」。この“スクラップ”を元にした中国の空母保有は秒読みに入った=1997年5月(AP)

 ウクライナから未完成のまま購入し、改修工事がすでに終了したとされている中国初の航空母艦「ワリャーグ」(約6万7500トン)の進水時期は、多くの中国人にとって最大の関心事の一つとなっている。国威発揚のシンボル的な意味を持つ空母保有は、中国の長年の悲願である一方、国際社会を刺激し中国に対する警戒が強まれば「経済発展にとってマイナスだ」とする判断もあり、胡(こ)錦濤(きんとう)政権は周辺国の反応を見極めながら、慎重に物事を進めようとしているようだ。

 複数の香港メディアは6月下旬、ワリャーグは7月1日の中国共産党創設90周年の記念日に合わせて進水すると報じた。中国のネットで大きな関心を呼び、若者を中心に期待する声が高まったが、実現されなかった。南シナ海の離島の領有権をめぐり、中国とベトナムなどとの対立が深まり、米国をも巻き込んで軍事的な緊張が高まっている時期と重なり、空母を就航させることで周辺国を刺激したくないと胡錦濤政権が判断し、進水時期を遅らせたとの情報もある。

ほぼ終了した改修工事

 中国筋によれば、ワリャーグの改修工事は6月末までにほとんど終了し、現在は最後の点検を繰り返して行っており、いつでも就航可能の状態だという。進水の時期については「早ければ、中国人民解放軍創設84周年記念日の8月1日に行われ、10月1日の国慶節よりも遅くならない」と話している。
【国際情勢分析 矢板明夫の目】
国威発揚のシンボル 迫る中国初の空母進水
2011.7.9 07:00 (2/3ページ)
http://www.sankei.jp.msn.com/world/news/110709/chn11070907000000-n1.htm$潜伏中なブログ-ロシア製中国海軍空母

【国際情勢分析】ウクライナ・ニコラエフの黒海造船所で、未完成のまま野ざらしにされていた「ワリャーグ」。この“スクラップ”を元にした中国の空母保有は秒読みに入った=1997年5月(AP)

 ワリャーグの正式な名称については、中国にとって最初の空母であるだけに高い関心が持たれ、昨年からはインターネットで様々な憶測が流れている。台湾との統一がいまだに実現できていないことを理由に、清朝初期に台湾を攻略した水軍の将軍「施琅(シーラン)」の名前をつけようと意見が多かったが、「台湾を刺激して両岸関係にマイナスだ」との理由で反対も多い。三国時代の赤壁(せきへき)の戦いで魏(ぎ)の曹操(そうそう)の大軍を破った呉(ご)の将軍「周瑜(しゅうゆ)」や、中国建国の父「毛沢東(もうたくとう)」の名前をつけるべきだとの主張も多い。尖閣(せんかく)諸島の中国名「釣魚島(ちょうぎょとう)」を空母の名前にして、「領土を守る決心を日本に示そう」とする意見も少なくない。香港紙、商報は6月末に、「まだ正式に決まっておらず、一般公募する可能性もある」と伝えている。

1980年代から保有計画

 中国の空母保有計画は、「空母の父」と呼ばれた劉華清(りゅうかせい)元海軍司令官(1916~2011年)が1980年代に中央軍事委員会に提出した海軍戦略に関する提案書の中で初めて盛り込まれたとされる。中国にとっての原油輸送ルートであるインド洋や南シナ海、東シナ海の制海権はほとんど米国が握っているため、将来的に中国が中東から輸入する原油の量が増え、輸送ルートの安全確保を強化する必要性が高まると当時の劉氏ら海軍関係者が判断したことが背景にある。

 ワリャーグは旧ソ連時代の1985年にウクライナで建造が始まったが、91年のソ連崩壊に伴い約70%が完成したところで工事が中断した。その後、所有権を受け継いだウクライナはスクラップとして売却する意向を示し、中国軍と深い関係を持つ香港の企業家が98年に「海上のカジノにする」と称し個人として購入。2002年春から大連港に係留された。05年ごろ中国海軍の艦船と同じ色を塗られ、改修工事が始まった。

国威発揚のシンボル 迫る中国初の空母進水
2011.7.9 07:00 (3/3ページ)
$潜伏中なブログ-中共軍の考える第一次列島線

【国際情勢分析】ウクライナ・ニコラエフの黒海造船所で、未完成のまま野ざらしにされていた「ワリャーグ」。この“スクラップ”を元にした中国の空母保有は秒読みに入った=1997年5月(AP)

当面は訓練用として就役

 中国の軍事問題を研究している専門家によれば、来年に就役するワリャーグは、当面訓練用として使われ、艦載機の発着訓練が行われるほか、防空ミサイル駆逐艦などの複数の支援艦艇と合同で航海訓練を実施する予定だ。現在建設中の中国国産空母による本格的な空母戦闘群のために、人材育成とデータを集める目的を果たす。中国は20年までに、東シナ海と南シナ海を管轄する東海艦隊と南海艦隊にそれぞれ空母戦闘群を配備することを目指しているとされる。

 しかし、一方、ワリャーグは実戦用としても配備することが可能だと指摘する意見は専門家の中でも一部ある。実戦配備されれば、東南アジアはもちろん、韓国の全土が作戦半径に入ることとなり、日本や在日米軍に対する脅威が高まり、東アジアの軍事バランスに大きな変化をもたらすことは必至だ。(中国総局 矢板明夫)


2011.9.17 画像追加