ヒュンダイの車を買おうとは思わないのはなぜ…? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『「 ビジネスにおいて一番大事なことは何かわかるか? 」って…、そっちこそ分かっているのか!? 』



曲がりなりにも、人様からお金を貰って、
提供できるだけの物を形にして行く過程においては、



ざっくりと見積もっても、
やらなければならない重要なことは複数ある。



そこには─、



省いていい項目もなければ、
勝手に優先順位を付けて良いものでもない。



何かが何か以上に重要であるわけでもなければ、
何かだけが大事で、それ以外の事は二の次であるわけでもないのだ。



従って─、



そのような質問自体が、既に、
質問として低レベルだとも言える。



私が多少なりともビジネスやマーケティングなるものを、
勉強し始めた初期の頃、



あるメンターから教わった基本中の基本概念の1つに、
次のようなものがある。



そのメンターが言うには、売り上げをあげていくための条件には、
三つの要素が必要だと言う。



その1つに─、



まず確固とした技術力と、
それに基づく商品力を挙げている。



世間ではよく─、



「 重要なのは技術ではない!」



などと主張する人たちを見かけるが…、



確かに─、



高度な技術力が、必ずしもヒット商品や、
ビジネス的成功を保証するものではないことは事実だ。



また─、



技術力と商品力が、
必ずしもイコールであるわけでもない。



しかし─、



それは、あくまでも業界のロールスロイスである必要は、
ないという意味であって、



技術力は、いらないという意味ではない。
ヒュンダイの車を買おうとは思わないように、



やはり─、



曲がりなりにも人様から、
お金を貰って提供できるだけの商品である以上は、



その業界で競争力を維持できるだけの、
専門スキルや技術力が求められることは事実であり、



それは─、



やはりプロ級の技量ということにもなる。



そして─、



そのようなプロ級のレベルなどというものは、
少なくとも私が過ごして来たソフトウェア業界の話に限って言えば、



去年、プログラミングの勉強を始めた者が、
今年には到達し得る領域などではない。



しかし─、



このことは、これまでにも、
幾度となくこのブログで述べて来たことだが…、



そのような確固としたや専門スキル、
技術力を持たぬ者が、ことさら声を大にして、



顧客だのニーズだのといったものの重要性だけを主張し、



果ては─、



高度な技術力を持つ者たちを、
揶揄するというケースは少なくない。



しかし─、



実際、私もこれまで、有料、無料の製品を合わせて、主な物だけでも、
両手では数えられない程度のプロジェクトには携わって来たが、



商品力がある製品は、多少放置していても、
サイトへのアクセス数が下がることはなかったし、



多少の変動はあるにせよ、ダウンロード数も、
とりたてて低下することはなかった。



しかし─、



商品力の無い製品は、
ブログなどで特集記事や紹介記事を書き、



ツイッターなどと連動して告知を行っても、
てんで反応が返って来ない。



( 次回へつづく... )
『 あなたには既に、ある凄いスキルが備わっているのだが、世間では何故か無いものとされて来た 』



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