あなたは何番目に気付かれる? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 部屋には何人の男がいたのか? 』



そう言えば─、



ユーミンの曲に、こんな歌詞があった。



すりきれたカセットを
久しぶりにかけてみる
昔気づかなかった
リフレインが悲しげに叫んでる
『 リフレインが叫んでる 』より



以前、気づかなかったことに、

ある時、ふと気づくということは、時折ある。



でも─、



その「 声 」は、以前から、
そこにあって、あたなを呼び続けていた。



◆◇◆◇◆



十人のグループがあると想像してみて、
五人が男で、五人が女。
六番目の女性がグループに近づいてくる。
その女性が最初に気がつくのは、べつの女性たちであり、
男たちよりも先に彼女たちを見るはず。
女は女に気がつくものなの。
男がまず女に気づくのとおなじように。
子供は、おとなを目にいれれるまえに、
ほかの子供たちに気づくものよ。
女はおとなに気がつくまえに、子供に気づく。
男は子供を目にするまえに、女に気がつき、
それからほかの男に気がつくの。
~ ( 省略 ) ~
視覚的関心には階層(ヒエラルキー)があるの。
どんな人間のグループでも、かならず
最後に気づかれる人がいるものよ。

『 魔法 』( クリストファー・プリースト ) より



( 次回へつづく... )
『 目に映るから見えるのではない 』