激狭

昨日の夜、仕事が終わってから同僚のお宅に訪問してきました。

実際に行ってみると、想像よりも激狭でした。

私は何より住むところには広さを優先するので、私には無理なお部屋でした。

私は何より広さを優先します。

築年数よりも駅からの距離よりもセキュリティよりもオシャレ度よりも設備よりも、何より住むところには面積を求めます。

人それぞれ優先する項目は違うようで、一緒に訪問した同僚は駅からの距離が一番のプライオリティだと言っていました。

その同僚のお部屋もワンルームのようで、その狭さでは私には無理です。

しかし、昨日訪問したお部屋は本当に衝撃でした。

まずマンションの建物に入るのにRFIDのカードが必要で、ぴっとやると自動ドアが開きます。

自動ドアの先には階段が下、つまり地下と地上に伸びています。

同僚のお宅は上の階なので、これもゲキ狭の階段を登りました。

クルクル3回ほど回転すると同僚のお宅の玄関に着きました。

普通おうちの扉って外開きですよね。

しかしこちらのお宅は内開きでした。

何故なら外に開くと階段から落ちそうになるからです。

しかも扉を開けた先には想像通り玄関、タタキなるものは存在せず靴は扉の外で脱ぐように指示を受けました。

さて、扉の外で靴を脱いでいよいよお部屋の中に入りました。

入ってすぐの左手に2ドアの単身用の冷蔵庫、その上に電子レンジ、その右隣に作業台、その下に洗濯機、さらに右に・・・

住んでいる本人はキッチンだと言うのですが、私には小さな洗面ボールしか見えない水場があり、さらにその右手にトイレがありました。

そこまで何も囲いはありません。

右手の水場の向かいに階段があるのですが、水場と階段の間はおよそ80cmほどしかなく、そこに椅子とかテーブルとかを置くスペースはありません。

扉の左手には細いスペースがありました。

幅およそ70cm、どうやら同僚はそこに布団を敷いて寝ているとのことです。

ここにしかスペースがないため、壁と壁の間には突っ張り棒か渡されそこにはたくさんの服が吊るされており、同僚はその服の下で寝ているとのことでした。

そしてこの物件の最大の売りであるお風呂、そのお風呂は階段、しかもすごく急な階段を上った先にありました。

メゾネットですね。

上にはお風呂だけでした。

あの急な階段を酔って登ることはあまりにも危険だと感じました。

あまりにも狭いためテレビはなく、テーブルも椅子もなく、何か食べる時には階段に座って食べるか立って食べるからしいです。

もちろんガスはきていないので、イワタニの強力カセットコンロが置いてありそれで料理してるとのことでした。

いやいや、珍しいものを見せてもらいました。衝撃でした。

私には住めません。

いくらオシャレなところでも無理です。

その後、沖縄料理を頂きました。

思ったよりも美味しかったな。

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