セピア色の大糸線 | 今日のねしねし

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ねしあの日記帳です。鉄分濃いめの日記帳です…が、なかなか更新できません。
長い目で見てやってくださいね(^^;

平成21年10月、毎週土曜日に「セピア色の~線」という名で旧型客車が長野県内あちこちを走っています。
この日、10月24日は「セピア色の大糸線」松本~南小谷間を1往復。全区間の指定券はとれませんでしたが、前日の夜に南小谷からの上りが途中駅まで取れたので、急遽出かけることにしました。松本発の下りは撮影するのみですが、列車で行くとぎりぎりなので今回はクルマでお出かけです。

中央高速を走り、まずは塩尻大門へ。旧型客車の編成は未明に長野を出て一旦塩尻まで回送され、機関車を前後付け替えて松本へ向かいます。ちょうどこの付け替え作業をしているところへ到着しました。その後、松本への途中の小さな踏切でも通過を見送り、さて大糸線へ。
渋滞の市街地を避けて豊科まで長野道を通り、穂高へ先回りして列車を待ちます。とそこへやってきた反対列車、検測車East-iEでした。手持ちのダイヤ情報を見れば確かに出てる…チェックしてなかった!

穂高で旧客列車を見送り、追いかけます。電気機関車牽引だと意外と速いのですが、信濃大町で23分停車の間に追い越して先回り…と思ったら国道が混雑し始め、抜け道をまわってなんとか木崎湖へ先回りするとほどなく列車がやってきました。
その後、列車と並走して追い越し、再び先回り。海ノ口付近の見通しのいいカーブではカメラの列がびっしり、それを横目に白馬へ向かいます。白馬~信濃森上で渡る松川の橋梁、じつはのりのりさんのお気に入りポイント。北アルプスをバックに撮れそうでしたが、以前とは季節が違いうまく撮れませんでした。でも雪を冠し始めた山をバックにのんびり走る列車、いいなぁ(^^)

列車は南小谷行。南小谷に行くと、列車はすでに到着していました。駅前の「えきまえ食堂」で手打ちそばをいただき(のりのりさんはカツ丼)ひとまずお別れ。ワタクシは乗車、のりのりさんは沿線撮りへ。
窓口に聞いてみると、終点の松本まではやはり取れませんが、途中までなら窓側の席が空いたので変更しました。が、乗ってみれば同じボックスには他に1人だけ、隣のボックスには誰も来ず、のんびりと過ごすことができました。

南小谷にて

南小谷にて

車窓には姫川、そして紅葉真っ盛りの山、遠景には雪を頂いた北アルプス山系。沿線にはたくさんのカメラに混じって、手を振る地元の方もたくさんいらっしゃいました。白馬で16分、信濃大町で23分停車の間に、乗客たちはカメラを手に列車を収めに行きます。ワタクシももちろんそのうちの1人。発車時には駅員さんたちも手を振ってくださり、また車内にいたイベントスタッフさんは特製プレートで写真を撮ってくれたり、和やかな雰囲気でした。

穂高で列車を降り、再びクルマで先回り。といってもやはり松本まではもう追いつけないので、長野道で塩尻北へ。松本から塩尻へ回送される列車を見送ろう…と思ったら、見事に反対列車と被ってしまいました。前後数分間まったく列車が来なかったのに、よりによって待ち構えていたその地点で…!
これで終わりにしようと思っていましたが、最後に不完全燃焼。で、朝も行った塩尻大門へ再び行ってみました。朝と同様に機関車を付け替えている様子を眺めて、満足。帰途につきます。

塩尻大門

塩尻市内で見つけたおいしそうなパン屋さんに寄り、諏訪湖畔の古い温泉施設「片倉館」でのんびりと湯に浸り、食事もして中央高速へ。横浜の自宅に戻ってきたのは日付がかわる直前でした。