猫芝居はいかず後家のみ鑑賞可能 | 酒日和、猫日和。

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のらりくらりと好きなコトだけしていたい。
でも、いつもどれも中途半端なのが悩み処。

はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)/紺野キリフキ
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~この捨てられたサラリーマンが話題になった。
「前の会社に捨てられたんだろう」
「野良かもしれないよ」
「でもいい眼鏡をしているね」


『はじめまして本棚荘』、読み終わりました。


本棚荘の住人が繰り広げる
奇想天外な会話と行動に振り回されます。


シュールなんだけど、現実世界とも通じている。
そのシニカルさが愉快でありつつ、
ふと物哀しさも感じさせました。


歴史小説のように、最後がハッキリしないのが
多少気にはなったけど、
文学作品とはそういうものだったかもしらん。


言葉遊びの面白さを感じたいのなら、
読んでみて欲しい一冊です。


それにしても、猫芝居はみてみたかったです。
私も『いかず後家』なので、
どこからか猫遣いと猫がやって来て、
窓をノックしてくれる事を希望☆


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