前回の続きで、ヨモギからお灸に使うモグサのお話を
しますね。
ヨモギはキク科の多年草です。
モグサはヨモギの裏にある、毛茸(モウジョウ)という
白い毛と、腺毛(センモウ)からできています。
腺毛には、シネオールという香りの精油成分が含まれ
ていて、モグサを燃焼させると、独特の香りがして
心を落ち着かせてくれます
年寄り臭い!って嫌わないで下さいね(笑)
モグサの作り方をサクっと説明すると...
モグサはヨモギを乾燥させ、
臼で挽いてふるいにかけ、
不純物ともぐさになる繊維を分けます。
分けたものを唐箕(トウミ)という機械にかけると、
モグサが出来上がります
モグサ製造の老舗、㈱山正さんのHPで、モグサの
製造工程の写真が見られます。
こちらから
鍼灸の専門学校の授業で、モグサ作りをしました。
機械もなく、本当に手作りで....
モグサっぽいものが出来ました。
手作りモグサは不純物が多くて粗く、
でも確かにモグサでした(笑)
お灸の効能について、お話がまだでした
では、次回...