愛護推進員の講習、つづきです。


高齢者とペット問題の
パネルディスカッション

 


最初に
NPO法人日本動物生命尊重の会A.L.I.Sの代表より
現状の課題について

「高齢者が残したペットについて、
行政のどこに相談していいかわからないため
愛護団体に問題が押し付けられてしまう。」


「うつや痴呆症の治療として
また、アニマルセラピーとして
ペットを飼うことを勧める医者もいるが
適正飼育、終生飼養できるかを
考慮してほしい。」


残されたペットについては
最終的な受け皿となる
動物愛護団体が
最も重い負担を強いられています。

~~~

次に台東区の行政担当から

※23区で高齢化率が高いのは
1位北区、2位台東区だそうです。

高齢者が未避妊の猫を
多頭で残した事例が紹介されました。

その際は、地域猫ボランティアが
給餌に通い、避妊手術を行い
飼い主探しをしましたが、

エイズキャリアで、
貰い手が見つからず、
ボランティアが引き取りました。

このような
個人の善意に頼る解決策は
限界があります。




「飼育放棄になる前に
知るシステムが必要」

「終生飼育を普及啓発」

「年齢制限」

「ペットショップで販売する際に注意・アドバイス」

「民生委員などを通じて
ペットの相続者を予め決めてもらう」


など、あらゆる対策を
検討していく必要があります。

明日につづきます。


【ひょうきん者のはちくん】
 


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【公開講座のおしらせ】
「猫と暮らす環境を考える」

日時:2/19より毎週木曜日
18:30-20:30(120分)
2月19・26日  3月5・12・19日 (全5日制)
 
場所:生涯学習センター
練馬区豊玉北6-8-1
(練馬駅 徒歩10分)


定員300人
無料



申込先
生涯学習センター
03-3991-1667

電話で
①講座名
②氏名(フリガナ)
③電話番号

をお申し込みください。


 

1回(2/19
「猫と暮らす 」

2回(2/26
「猫の行動学 」

水越 美奈:日本獣医生命科学大学獣医学部准教授

3回(3/5

飼い主のいない猫と地域猫活動
~猫と共生する地域・社会づくり」

石森 信雄:
元・練馬区保健所職員
亀山 知弘・嘉代:NPO法人ねりまねこ

 

 

4回(3/12

「島の希少生物と猫対策  
畠山 雅子:
東京都動物愛護推進員 立教大学大学院在学

 

 

5回(3/19
「猫の災害対策

平井 潤子:「特定非営利活動法人アナイス」代表

 

  


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