下関市水道記念碑 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

昨日までとはうってかわって荒天の下関です。

 

「関の先帝 小倉の祇園 雨が降らねば 金が降る」

 

昔から、下関の先帝祭と、対岸・北九州の小倉祇園太鼓は

雨に見舞われることが多いと言われているのですが、

それにしても大荒れの先帝祭を迎えてしまっています。

 

今年は先帝祭のビッグイベントである

上臈道中・参拝を観に行こうと思っていたのですが、

諦めて家にいることにしました(;^_^A

 

 

さて、今日ご紹介する碑ですが……。

 

 

内日第1貯水池の道路向かい、

上水バス停のそばにある「下関市水道記念碑」です。

 

 

下関市(当時・赤間関市)では、明治24年(1891年)、

衛生問題解消のために、

水道布設工事調査の実施が決定されました。

 

結果、内務省から派遣された技師・バルトンにより

基本計画はまとめられましたが、

財政上の問題から、着工までに時間を要し、

ようやく、明治34年(1901年)に工事に取り掛かることができました。

 

そして、明治39年(1906年)、

全国で9番めの水道として給水が開始されたのです。

 

 

碑自体は、明治43年(1910年)に建立されたもので、

当時の市長・白上俊一が揮毫をしています。

 

 

 

すぐそばに涌き水らしきものがあります。

 

 

 

 

碑の隣にある内日貯水池事務所と、

貯水池の中にある内日第1貯水池取水塔です。

いずれも明治39年に建てられたもので、

登録有形文化財に指定されています。

 

 

 

他にもレンガ造りの構造物が見えます。

 

 

 

柵の外側に、橋の親柱があります。

 

 

「明治38年」と書かれてあります。

 

 

さて、ねりえ夫妻が貯水池を訪ねたのは数日前、

天気がとてもいい日でした。

 

新緑がとても綺麗!!(≧∇≦)

 

 

 

 

 

 

そして、この後、ねりえ夫妻を待ち受けるものとは!?

 

次回へ続く(^^ゞ

 

 

碑の場所はこちらです。