Happy Wardrobeその4 | だから、君。遊んでばかりじゃまずいって。

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・爽乃ルート


始まりの原因。非常に謎な人物。精神論でごりおしするタイプ。


なんて自分勝手で自由きままなんだと思わせるキャラ。


共通ルート、他の人の個別ルートではそんな印象でした。


しかし、内面は・・・。そして姉の正体は・・・。(以下略)


それにしても、秘密を知る過程で二重人格とか出てきたときには。


なんというこのゲームの心病み率と思わざるを得なかった。


他のキャラもちょっと危険な兆候がありましたが。


さすがメインの人。格が違う・・・。舞台の上では別人格を地で行くとは。


好意的な意味でここまでやれていたとはすごいとしか言いようがないというか。


もうちょっと長めに作れたなら更にいい方向にいったかもしれない。


・全体という名の不満点


残念ながらちょっと短い。


大事なところをはしょっている感が強い。


コンパクトに無難にまとまりすぎている・・・。


清流に大物はいないというかなんというか。


波乱と大きなインパクトがなく安定感過ぎる。


そしていちゃいちゃが、(くっついてから先が短すぎるせいで)足りない・・・。


その上サブの登場人物は各ルート専用という感じだった。


唯一全般にかかわるはずの金づる兼美術の空気っぷり・・・。


ていよく利用されているだけのような。気のせいではないと・・・。


あと、女装主人公をもうちょっと表に出して・・・くれてもよかったんじゃないか。


そして一番大きな不満点は。


劇の本番を1回くらいもっと丁寧に(細かく)書いて欲しかった。


練習も、後半になるとどのルートでもおざなりになりがちだったし。


特に、別に共通とか他の人主演のはどうでもいいから。


「シェークスピア」の「ロミオとジュリエット」を題材にあげるなら。


1シーンだけおざなりに書けばいいってものではないと思う。


と文学好きはいいました。


まぁ、題材が演劇でなくてはならない理由はある(演じるという意味で)ので。


別にこれ演劇題材じゃなくてもいいじゃないとはいわないけれど・・・。


最終的な評価としては、非常におしい名作になり損ねた作品だと。


点数で言うと78点。気分的には優にあと一歩届かない悔しい良というか。


ただ作品を取り巻く環境をみるとブランドをみる限り。


あかべぇ系列のようで、今年の発売ラッシュの多数のうちの1本。


過度な期待をするのは酷と思わなくも・・・。


予算的にも製作発表からの期間を考えても。


これで十分と思うべきかもしれない。


この作品のライターさんには今後も作品を重ねてほしい。