No駄背犬は、国学化された日本父権主義の末裔である:新母権的個的民主主義へ | Resurrection : 復活の森:ヤポネシア、夜明けと目覚めの光復:GP陰陽哲理学Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience

No駄背犬は、国学化された日本父権主義の末裔である:新母権的個的民主主義へ

以下の一番目の記事に「合理的思想体系はなく、もっぱら感情に訴えて国粋的思想を振りまいているが、このままやらせていたら必ず国が滅びる」と述べられているが、「合理的思想体系はなく、もっぱら感情に訴えて国粋的思想を振りまいている」という点であるが、これは、正に、先には触れなかったが、日本父権主義の国学化された精神であると考えられる。私の明治維新批判もこの国学的精神に向けられている。それは、二項対立であり、他者を否定排除するが、独特なのは、ここで述べられているように、「感情に訴え」る点である。有名な本居宣長の「敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花」は正に、情緒論であり、感情主義なのである。日本父権主義は国学化して、二項対立主義であると同時に、感情主義なのである。つまり、反合理主義なのである。同時に、当然、利己主義である。

『文殊菩薩(ブログ版)』