No駄背犬は、国学化された日本父権主義の末裔である:新母権的個的民主主義へ
以下の一番目の記事に「合理的思想体系はなく、もっぱら感情に訴えて国粋的思想を振りまいているが、このままやらせていたら必ず国が滅びる」と述べられているが、「合理的思想体系はなく、もっぱら感情に訴えて国粋的思想を振りまいている」という点であるが、これは、正に、先には触れなかったが、日本父権主義の国学化された精神であると考えられる。私の明治維新批判もこの国学的精神に向けられている。それは、二項対立であり、他者を否定排除するが、独特なのは、ここで述べられているように、「感情に訴え」る点である。有名な本居宣長の「敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花」は正に、情緒論であり、感情主義なのである。日本父権主義は国学化して、二項対立主義であると同時に、感情主義なのである。つまり、反合理主義なのである。同時に、当然、利己主義である。
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- 2012/06/11 : 政治・権力・陰謀 : [怒りの検証] 枝野と菅 「原発事故調」の偽証を告発する! 「週刊ポスト」 H24/6/15号