2014年06月17日02時42分頃、房総半島南方沖を震源とする地震がありました。

【震源地】
房総半島南方沖 (北緯34度 東経139.8度)

【震源の深さ】
深さ120km

【規模】
M(マグニチュード)5.3

【津波の心配】 なし

【震度3】
千葉県 南房総市

【震度2】
宮城県 (岩沼市)
福島県  (白河市 二本松市 田村市 川俣町 玉川村 平田村 古殿町 いわき市 浪江町
茨城県  (日立市 笠間市 取手市 筑西市 坂東市 桜川市)
栃木県  (宇都宮市 真岡市 益子町 市貝町)
埼玉県  (さいたま北区 さいたま大宮区 さいたま南区 所沢市 春日部市 草加市)
千葉県  (館山市 木更津市 勝浦市 鴨川市 君津市 富津市 いすみ市 大多喜町 鋸南町千葉中央区 市原市)
東京都  (千代田区 中央区 港区 新宿区 品川区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 北区 板橋区 練馬区  武蔵野市 調布市 町田市小平市 国分寺市  三宅村 御蔵島村 八丈町)
神奈川県  (横浜市神奈川区 西区 中区 保土ケ谷区 磯子区 金沢区 港北区 戸塚区 港南区 旭区 緑区 瀬谷区 泉区 青葉区  川崎市川崎区 幸区 中原区 宮前区  横須賀市 藤沢市 三浦市 海老名市 二宮町 秦野市 厚木市 中井町 大井町 湯河原町 清川村)
山梨県  (山中湖村 富士河口湖町)


最大震度こそ3でしたが、広域で震度2の揺れを記録しました。

私も、そろそろ寝ようかとベッドに横たわった途端の揺れにびっくりビックリマーク


東北地方の震度4連発もあり、村山情報では草津白根山が8月にも噴火では…

との見解が出るなど、どうやら平穏な日々に別れを告げる時が、刻々と近づいている予感がしています。



先週の週間女性に記事が掲載された立命館大学歴史都市防災研究センター高橋学教授の
地震予知方法が、やはり気になります。




■データベース化により「大地震のクセ」を発見

 高橋氏は、1930年代以降の国内の有感地震をすべてデータベース化しているうちに、
ある一定の傾向が見えてきた。その“大地震のクセ”は、次のようなものだという。




■巨大地震が起きるパターンとは

1. ある場所で、M4~M6クラスの地震が起きる。

2.その後、静穏期が続く。

3.「1.」から1~2週間後、同所で震度2~3程度の小地震が1日に5~6回 起きるようになる。

4. 「3.」から1~2日後に、プレートが大きく動き、M7クラスの大地震が起きる。

 この法則に基づいて、高橋氏は今年発生した海外の地震を以下のように予測し、的中させています。





■高橋氏が的中させた地震

4/2 チリ北部 M8.2
4/18 メキシコ南部 M7.4
4/19  ソロモン諸島 M7.5
5/13 コスタリカ M6.8

 高橋氏によると、この法則を用いれば、大きな地震が発生しても、その後に危険ではない地域もわかるという。たとえば、今年5月5日に伊豆大島近海M6.0の地震があり、首都直下地震の前兆かとも言われたが、その後に小さい地震が頻発することはなかったため、首都直下はまだ近付いていないと判断した。

 その高橋氏が警戒する最新の予測は、フィリピンだという。
フィリピンのミンダナオ島北東部では、5月31日~6月1日にかけて、M4~M5.5の地震が9回ほど続いた。このため、6月1日から2週間後の6月15日頃までにフィリピンで小地震が頻発するようになれば、その1~2日後にM7級の大地震が襲うだろうという。

 その後の6月2日以降もM4クラスの地震が時々起きていたが、これが高橋氏が言うところの「小地震が頻発する 『3.』」に当てはまるかどうか微妙なところだ。そのような群発地震が6月15日までに起きれば、6月17日前後にM7クラスの大地震発生ことになるのだが、さてどうなるだろうか?

 たとえこのフィリピンの地震がこの新法則に該当しないものだったとしても、高橋氏の発見は今後の地震予知の世界で非常に有効な方法論となるかもしれない。





 3月14日の伊予灘地震(M6.2)や、5月5日の伊豆大島近海地震(M6.0)を予測し、的中させた村井俊治東大名誉教授にしても、地震予知は不可能とする地震学者たちではなく、門外漢の科学者たちが新法則を発見しているところも興味深い。


[記事は以上です。Source by 週刊女性]


その後、フィリピンで小地震は、現在まで起こっていないようです。

この予測方法は注目に値しますね