ハリケーンが
この時期に
アメリカで上陸するのは
かなり
珍しいことのようで
こちらでは
連日報道されています。
NYに遊びに行った友達も
シカゴに戻ってこれなかったようですが
14000便の飛行機が欠航だとか。
それによって
足止めとなった
人たちにより
ホテルがごった返し
大変なことになっているそう。
あちこちで
冠水などの被害がでたり
広い範囲で
停電も。
なにせ
もうシカゴ含めニューヨークなど
東海岸も
平気で気温は0度前後になるし
みんな
厚手のコートに
しっかり手袋マフラー
みたいな恰好をする日々ですから
停電=暖房つかない
という
かなりつらい状況(><)
こんな時期に
夏の代名詞の
ハリケーンが来る
というのは
どういうことなのか・・・
一応気象予報士なりに
分析しました。
本来
だいぶ南で発生したハリケーンは
この時期なら東に反れるので、
当初、アメリカモデルの予想図では
そういう予想になっていたのですが
予想に反して
なぜ西に進んだのか。
それは
どうやら
西にある低気圧に
ひっぱられた可能性があるのです。
ニュージャージ‐州に上陸した
ハリケーンが
「温帯低気圧化した」
というのが
その表れ
・・・って
どういうことかというと、
本来
よく
台風が弱まって
「熱帯低気圧化しました。」
というのを
聞くと思うんですが
それは
単に風が弱まったので
台風とは呼べなくなった
というのと
同じ意味なんですね。
ところが
熱帯低気圧でなく
「温帯低気圧化した」
ということは
台風の海からもらう
エネルギーを原動力とした
構造から
暖気と寒気のぶつかりを
エネルギーにする
構造に
変化した、
ということの表れで
決して
弱まったわけではないんです。
つまり!!
このハリケーン、サンディが
温帯低気圧化した
ということは
ハリケーンの後ろから
大きな寒気がやってきていて
それと
合体して
また別の大きな雲の塊を
生み出してしまった・・・
という
恐ろしい有様で、
嵐に加えて
大雪とか
ブリザード
にも
繋がっていくわけです!
実際に
ウェストバージニアの
山沿いを中心に
ブリザードになり
すでに
かなりの雪が積もったよう。
今後はさらに北上し
各地に爪痕を残しそうです。
シカゴは
だいぶ離れているものの
明日が一番
風の強い日
と言われていますが
気温0℃くらいで
風がビュンビュンなんで
相当
体に堪える寒さの中
ハロウィーンを迎え、
保育園でも
明日は
普通の恰好で来て
こちらで着替えましょう
という
お知らせが来てました。
きょうは
ママ凍える中
風の子かんちゃんは
元気にお気にのブランコ乗りました
ヤッホ~!!
こういう形の
ブランコがお気に。
明日は
さすがに
乗れないかな(^^;)
おしまい。
ネモミ