夢十夜公演の後始末、精算会やらなにやら、

まだ少し後片付けが終わらずにいますが・・

 

2016年が暮れて、2017年が明けました。

年末恒例のおせち作りと親戚まわりに加えて、

今年は家族と映画を見てきました。

 

ハリーポッターシリーズの新作は、

舞台が1920年代のアメリカになっていて、

女性のファッションがとても素敵。

シックでエレガントで、

画面の色合いから、

登場する魔法生物の色や形、動きの繊細さから、

英国製映画?

と思わされるほどでした。

 

脚本がJ・K・ローリングだったからかもしれません。

ラストシーン近く、サンダーバードが空を飛び、忘却の雨が降り、悪意と絶望の塊のような生き物に破壊されて崩壊した町が再建されてゆく場面にただ見入っていました。

すべてを破壊しつくすことのできる生き物がすべてを癒すこともある

人間もそうありたい

と言いたかったのかも。

 (魔法が使えれば・・とも思うけど、人間社会は時間がかかる。)

 

日本語吹き替え版は普段ほとんど見ないけれど、

内容がよくわかってかえって良かったかもしれません。

もう一回字幕で見てみたい。

(ポーランド系の名前の脇役の男性の顔がどうもハグリットに見えて・・あせる

  魔法生物っていうとやっぱりハグリットでしょ。発音のニュアンスの違いが聞いてみたい)

 

ホームズとワトソン君にも見える男性陣の組み合わせも楽しくて、

心の底から楽しめました。

 

心に残る素晴らしいファンタジー映画は、

今を生きる人が抱えている、様々な傷を直観的に把握して、

それを解消する形で素晴らしいラストシーンを見せてくれます。

とても素晴らしいファンタジー映画作品でした。