先週行ってきた、ポーランドのお話です。
前記事はコチラ
前記事の予告通りの題名「ポー電 セバスチャン」
前記事はワルシャワ→クラコウへ向かう電車内での出来事なのね。
今回の記事は逆でクラコウからワルシャワへ戻る電車の話です。
今回の記事は、文字ばかりなので覚悟していてくれよ・・。
写真を撮る余裕がなかったのだ。なんでかはこの先を読めばわかる。
まず、切符を手に電車の出るペロンに行ったわけ。
ペロンってなんだ?って方は前記事を読むこと。
ずんこ「なんかやたら人いない??」
Aさん「じゃあ、オレこっちにいるから、そっちのドアとこっちのドア両方から入って席取りしましょうよ!!」
ずんこ「いいねいいね!!そうしようー」
と、あたいらの乗る電車がぺロン入り・・
・・・・と・・
ガアアアアアア!!!!!!!
なんと、あたいらの待機していた所まで電車は来ず・・
ずーーっと手前で電車は止まってしまい、すごい数の人間が一気にドアになだれこむ。
ココは中国かっ!!
もしくは、
あたいが毎朝乗っている満員電車かっ!!
あたいら3人がやっとこさキープした場所は、デッキ部分。
スペースは各々がその場に立つかしゃがむかしか出来ないくらいしかなく・・
あのね・・
行きの優雅なイメージであたいらは
ずんこ「ワゴンで買うよりも、スーパーで食べ物を買って行った方が安上がりだし、美味しいもの食べれるんじゃないかな??」
Aさん「そうですね~サンドイッチにはマヨネーズもつけましょう」
ずんこ「チーズはこの穴あきにしよう、トムとジェリーのやつ」
エメンタールチーズのことね。
Bさん「お菓子も買おう」
ずんこ「水もジュースもコールスローも」
ってな具合にたーんまり袋一杯に買ったわけ。
なのに・・なのに・・
サンドイッチはゴミ箱の蓋の上で作成してさ。
お菓子なんて粉々・・
しかも、電車の中にはクーラーなんて物がなく、日よけも勿論ないデッキは真夏の車の中のような暑さで・・・
時たま、全開にしている車両の窓から流れてくる風に神経を集中させて涼むという。
すごいでしょ、もうね悟りのレベルだよマジで。
ずんこ「この状態をよくて3時間・・」
Bさん「昨日みたいに遅れたら地獄だね・・」
そう、前日のワルシャワ→クラコウは2時間くらい遅れたのだ。
優雅だったからよかったけどね。
はぁ・・・
この状態を1枚撮ってきたので載せます。
ずんこは体育座りをしています。
荷物の上、人の上に人が乗り・・
みんなで譲り合いそれぞれ自分のスペースを確保し合い、じっと暑さに堪え、時たま流れてくる風をつかみ、涼を得る。
わかる?この写真とクソ文章で混雑っぷり。
伝わってる???
てか、昨日のワゴンのジイサンはどこ行ったんだ。
他の車両もこの調子だったんだぜ。
でも、ずんこは堪えた。
皆さん御存知の通り、人一倍根性ナシのずんこがどうして堪えられたか。
え?定刻よりもずっと早くワルシャワに着いたんじゃないの?
まさか、定刻よりも到着は遅れたぜ。まあ、少々だけど。
何々?冷たいビールでも出てきたの?
ばーか!それどころじゃねーよ!
え?じゃあ?何??
それはだね、
目の前に座っていた男子に釘付けだったから。
カップルだったんだけどさ。
可愛い彼女と一緒だったんだけどさ。
んなもん、妄想力でどうにでもなるわけ。
妄想でいくらでも消せるわけ。笑
ずんこ「ちょっと!あたいこの人むっちゃタイプなんだけどっ!!!」
日本語がどーせ通じないので本人の目の前で秘め事を口に出す。
そういうことしているといつか、日本語のわかる外人に当たるんだぜ。笑
Bさん「へぇーー」ニヤニヤ
柔らかそうな栗色の髪の毛。
細身の体型に、大きな手。
色素の薄い人種特有の肌に瞳。
そして・・
可愛い笑顔。
笑顔になるとえくぼが出来て、くしゃくしゃになるのだ。
胸キュンだぜ・・
もう、目が離せなくてロックオンだったわけ。
Bさん「見すぎだからっ!笑」
ずんこ「だって、むっちゃカッコイイんだもん、いーなーあの彼女」
ああ、あの柔らかそうな髪の毛を撫でてみたい・・。
ってニヤニヤしながら眺めていたら・・
!!!!!!!!!!!!!!
ギャー!!目が合ったんですけどっ!
わわわわわ!!!!
そしたら彼はね、あたいに向かってあたいにですよ、こんな東洋人小太りオンナに向かってさ!!!
微笑みをくれたわけっ!!
微笑みをくれたわけっ!!あたいにっ!!!
はい、2回目ー
もう、「微笑みをありがとう」って歌も作れそうよっ!!
センキューフォーユアスマーイル~♪
やだー!今思い出しても頬骨が上がるわ~
仕事になんないんですけどっ!!
Bさん「名前聞こえちゃった、彼女が今呼んだ!」
ずんこ「なになになになに!!??」
Bさん「セバスチャンだって・・」コソッ
ずんこ「ワン公みてぇな名前だなっ!!!」
Bさん「えっ・・?ブハッ!」
あーあ、この状態はとても辛いけど、セバスチャン、君がいるだけで心が強くなれるというか・・
ん、どっかで聞いたことあるな。米○クラブだろ、それ。
まあ、こんなかんじだったわけ。
果たしてコレはポーランドの電車のレポなのか・・
あたいにそんな素晴らしいレポを期待している人はいないと思うけどね。
ポーランド編はまだつづく・・