大破壊3連発(病気、破産、離婚)の30代を経て、そろそろ楽になってもよくない？？もーー修行遊びは終わりじゃね？？と思いつつも、イマイチ上がらない2016年の感想は、根源的な痛点を知る。でした。
バリバリ男性性が強く、仕事大好き、社会や他者奉仕大好き、欲しいものは魔法のように手に入る10代、20代。中身は感情やエネルギーに呑まれやすく、すぐに翻弄されまくるので、若い時から感じすぎないよう、飲み込まれないよう、鎧を着て各アイデンティティ(仕事役、妻役、娘役)を上手に全うしてましたが、
移転、引越し、出産の同時多発をスイッチでキャパオーバー、それを着続ける体力気力も尽き(病気)、そこから所有の負荷にも耐えれず(12名の人件費やローン、無駄な経費など毎月の支払いがオーバーヒート)、他者どころじゃない生命体ギリギリライン(離婚)から、全ての荷を下ろし、脱いで脱いで、休んで休んで、自分自分で、真逆を経験してきた。
その総仕上げ的な今年。身軽になった自分、タテマエや嘘がなくても生きれる自分、なにもなくバカで愛おしい自分を見つけながら、自分の感情の根深い部分(痛点)を知る経験が多かったです。
例えば、お金にまつわる疑問や不快感、そこから感じる美しさや不安や卑しさ、お金に貼り付けているもの。自己にまつわる思い込み、無意識の自己否定や自信のなさ、相反する根拠のない自信、自分を諦めきれないもどかしさ。ほんとに欲しいものを手に入れる喜びと痛み。生きたいのか、死にたいのか。正誤や善し悪し。家族？夫婦？自分のものだけとは思えない集合意識的な痛みも、たくさん感じた。
この歳で、やっと準備かできたのか、今まで見てなかった自分の内側の奥のほうに気持ちを向け続け、怖いし痛いし面倒だからと無視し続けていた、小さな頃からの自分の本音や願いを汲み取る練習を重ねた。
私は知識にあまり興味がなく、経験として知りたい。という欲求が強いので、痛くて、しんどいながらも興味深く、数をこなすことで、感情が襲ってくる感覚から、感情を観測する感覚への変化が、30代の醍醐味だったようです。
感情が自分ではなく、感情は自分の一部である。と知ることは、母子一体だった妊婦から、子供と分離していくような喜びと切なさを纏う。
私は感情と戯れるのが大好き。
人は自然の流れの一部であり、人はただ生まれて死ぬ。この壮大さの中で、きゃあきゃあ言って経験を遊びまくれる潤沢な豊かさに感謝しかない。ありがとう2016年の経験と感情。
来年はもっと楽でもいい♡♡
