「あ!」
木野宮マネージャーが思いだした!
「それ!あの時の!
そう言えば素手で触ってた!」
花岡さんは嬉しそうに
「あいつ、完璧なパートの指紋が
付いているの?
間違いない?」
松本さんがウィンクしながら
「間違いなしよ!
ね、木野ちゃんも見てたし!」
それを聞くと、花岡さんはジップロックの袋を
大事に持って鑑識に渡しました。
「さすが、サバ缶スーパーフィッシュ課だなぁ!
まさか、あいつの正体に気づいてたなんて
言わないでよ⁈
あ、でも、こんなに大事にとって置いてくれたってことは、わかってたのかぁ!」
木野宮マネージャーと萌子さんもびっくり
「松本さん、あの時から鈴木さんのこと
怪しいって思って、わざと違う名刺触らせたの?」