午前11時

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帯刀さんが、あまりの不気味さに
生物学科の前で躊躇していると
通りかかったホッケー部の元気な女の子たちが

「おじさん、今から、この建物に入るの?
やめといたほうがいいよ!
ここに入ったら、エラ人間になるって
もっぱらの噂だよ」

「エラ人間?」

「うん、ここの教授、世界的に有名だけど
中国にしばらく研究で行ってたから
ヤバイって言われてんだよ!
一番弟子の天才君なんか、
改造されたんじゃないかって噂だよ!」

「それって、もしかして伊藤君のこと?」

「そう!なんだ〜知ってんじゃん!
特待生の天才だけど
犯罪者の子供とかいう話!」

「犯罪者?」

「うん、ほら、10年くらい前に立川であった
あの、ヤバイ事件.....!」

そんな話をしていると、ホッケー部の監督らしき
人が

「こら〜!お前ら早く帰れよ!
ペラペラ喋ってないで!」

グラウンドの方から大声で注意した。
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