いつも飴なぅなんかで遊んでいただいております、お素敵サイト『たまこのラクガキ、カキカキ。』たまこ様のところより
強奪した和テイストの妖麗イラスト♡

 
そちらに、うかうかとぽちっとスイッチを押されてしまった猫木が書いては、頼んでないのに届く迷惑メールの如く送りつけてろして捧げているお話
の続きなものにてございます。

 
ねっちりくどい駄文過ぎて、もうぇろいのかぇろくないのかよくわかりませぬ。
とりあえず、通常であげてみたりしたり………?




↓↓↓




『箱庭に咲く華。参』




ゆたりと抱き寄せ、ゆるゆると細腰をなぞる蓮の手と長い指先。
耳朶を擽るクスクスとした笑いと揶揄いを含んだ低い声。

「ん……ゃ、ぁ……」

ゾワリと背中を走る震えに戦慄く身体が微かに身を捩り、思わずに漏れた吐息のような小さな声。
それは否を含んだ物では無かったのに、蓮はその眼に捕まえた獲物を甚振るような色を浮かべニヤリと嗤う。

「嫌?……嘘吐き。あぁ……キョーコにも、解らせてあげるね?」

まるで幼子に言い聞かせるような声でそう告げると、キョーコの身体を軽がると腰から掬うように抱き上げる。
はずみでするりとキョーコの髪から椿の花が流れ音も無く床へと堕ちる。
ストンと浮いたキョーコの脚先が降ろされたのは……部屋の片隅に置かれた愛らしい拵えの化粧台の前だった。
開かれた三面鏡の中、両手を結わえられた自分の姿が映るのを見てかぁっとキョーコの頬が朱色に色付く。

「っ……やっ、いゃ」

ふるふると首を左右に振り羞じらい後ずさるキョーコの身体が後ろに立つ蓮の胸にぶつかり止まる。

「駄目……ほら、ちゃんと見て?」

背後から緩く抱き込む大きな身体がキョーコの逃げ道を塞いで、優しく響く低い声がキョーコの視線を鏡へと向けさせる。
蓮が首枷の鎖から手を離す。チャリっと金属の冷たい音をさせゆらりと揺れながら垂れ落ちる。

「ね、解るだろ?」

身を屈めて栗色の髪からのぞく耳朶に唇を寄せ、そう意地悪気に囁く蓮の視線が鏡越しに潤むキョーコの瞳を絡め取る。
大きな手が薄紅色の着物の襟を乱し、滑らかな肌を暴いていくのが鏡に映る。

「………?」

鏡の中、ささやかな胸もとまで晒されてゆく己の肌と滲むような夜の色合いを見せる蓮の瞳が投げる視線に魅入られたままのキョーコが微かに首を傾げている。
素直に疑問を覗かせたキョーコに、蓮の唇がくすくすと悪い嗤いを零す。
ゆるゆるとまるで焦らすようにやんわりとキョーコの身体の曲線をなぞりおろす手が着物の裾をじわりじわりとたくし上げる。
脚を擽るように褄先ぐ滑り蓮の指が時折掠めるように触れる度に、キョーコは唇から吐息が漏れビクビクと身を震わせ打ち跳ねさせてしまう。
くしゃりと蓮の頬に擦り寄るような栗色の髪が鳴る。


「まだ…何にもしてないのに……欲しいって、期待した表情…してる。」

「ぁっ……やぁぁ……んっ」


すべらかな白い陶磁器のような肌をなぞりながら蓮の指がゆっくりとキョーコのふとももの内側を這いのぼる。
滑る指の感触とくちゅりと微かな水音を揶揄う声に、更により一層と鮮やかに染まり震える肌。


「それに、ほら……もう、こんなに……ぐずぐず………本当、キョーコはどうしようもないね。」





出逢った頃の姿と寸分違わずのまま、齢を重ねぬキョーコ。
けれど、ひとつだけひっそりと密かに違った事がある。
この蔵で……蓮の腕の中でのみ、夜毎拓かれ慣らされて秘めやかで妖艶に花開き、淫らに咲き誇って魅せるよう、そう様変わりしていた。






・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



なんだこれー?(´Д` )?←捧げものなのに酷い。



↓拍手のキリ番っぽいのを叩いちゃった方は、なにやらリクエストしていただくと猫木が大喜利的にぽちぽちと何か書くやもしれませぬ。


web拍手 by FC2