◎御休処◎ 満一歳記念!<DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 第十六回 | ねこバナ。

◎御休処◎ 満一歳記念!<DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 第十六回

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ぴーぴー、ががー。
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」

ずんずんすたたた

M「みなさん、こーんにちにゃー!」
K「五月なのに肌サム~い今日この頃、皆さんお身体たいせつに! 佳(Kei)とマルコの」
M・K「マタタビれいでぃおー!」

M「今日もハモったね」
K「晴れてスッキリですからね」
M「お空が青くて、きもちいいにゃ~」
K「マルやん...でも寒いですから、もう窓閉めてもいいですか...」
M「えー、ダメなのにゃー。まだまだパトロールなのにゃ」
K「そんなへっぴり腰じゃ、我が家の治安は保てませんよ」
M「何か言ったかにゃ」
K「いえ何も....」

  *   *   *   *   *

M「さて、今日はメデタい日なのにゃ」
K「そうなんです。では、おほん...」

本日5月14日は、

「ねこバナ。」満一歳の、

誕 生 日 で ー す !!


わーーーーーーーーー
きゃーーーーーーーー
どんどんどんどんどん
ぱふーぱふーぱふーー
ぱちぱちぱちぱちぱち
ひゅーひゅーひゅーー
ぽぷぽぷぽぷぽぷぽぷ


M「やったーーーー」
K「いやあ、感無量ですねえ」
M「よくまあ、こんなへなちょこばなしが一年も、そして二百話も...」
K「マルやんに言われたくないです...」
M「続けてこられたのは、みなしゃんのおかげにゃのね」
K「もちろんですとも! 日頃読みに来てくださる皆様のおかげです。改めて、御礼申し上げます~」
M「ぺこりにゃ~」

K「一年前は...そう、ちょうど入院が終わって、帰ってきたばっかりでしたよね」
M「そうそう。下僕一号はずっと寝たきりで、げんなりしてたのにゃ」
K「マルやんがフマンフマンとうるさかったですからね」
M「だってー! ナデナデが足りないのにゃ!」
K「さいですか...。ま、まあそんな中、どんどんヘタってゆく脳細胞をなんとかせないかんと思って書き始めたのが、この「ねこバナ。」だったわけですよ」
M「ほほう。おはなし書くのは初めてにゃったのね?」
K「ですね。別ブログでは随筆を書いたことはあったんですけど」
M「ああ、「第三十話 ねこまんまと私」とかね」
K「そうそう。猫ネタじゃない随筆もいくつか書いてたんですよ。おにぎりとか、つけものとか...」
M「...たべものばっかしなのにゃ...」
K「しょうがないです。だって、ヒントになったのが、この本なんですもの」


檀ふみ/暮しの手帖社・撰
『バナナは皮を食う 暮しの手帖・昭和の「食」ベストエッセイ集』
暮しの手帖社 2008年


M「ああ、これ、入院のおともに買ってた本にゃのね」
K「そうです。平塚らいてう、牧野富太郎、日夏耿之介、井伏鱒二、幸田文、サトウ・ハチロー、坂口安吾、小倉遊亀、草野心平などなど、そうそうたる顔ぶれによる「食」のエッセイ集なんでございますよ」
M「マターリ読むには、たしかにいい本なのにゃ」
K「ほっこりさせられるのもあり、ほろりとさせられるものあり、なんだかムカつくものあり、しずかーな気分になるのもあり。そして...お、おいしそう...じゅるり」
M「よだれ出てる! よだれ!」
K「はっ! 失礼しました。んで、この本にある七つの章をネタに、七つの随筆を書いてみたんです。そしたら、自分でもびっくりするくらい、楽しかったんですよ」
M「えー、それはたべものばなしだったからでしょー」
K「それもあります...」
M「やっぱし、くいしんぼなのにゃ」
K「てへ。お休みのあいだに、それらの随筆、こっちにも転載しますね」
M「書くのを怠けようって魂胆がミエミエにゃ」
K「はうっ。そっ、それでですね。何か書いてたら、鬱々とした療養生活も楽しいかなと思ったわけです。で、食べることのほかに書けそうなネタといえば...これはやはり猫かなと」
M「下僕生活長いからにゃ~」
K「ほんとに、一時的な愉しみのつもりだったんですよ。最初は三十話くらい書けたらすごいな、と思って書き始めたらば...」
M「どんどん図に乗って...」
K「違いますって! ま、まあ、じゃっかん調子に乗ってた感は否めませんが...」
M「いつのまにやら百話、そして二百話と」
K「そうですよ。やっぱり、読んでくださる方がいらっしゃると、張り合いがありますよね」
M「そうだにゃ~。ひとりで紙屑で遊んでるより、下僕に紙を投げてもらったほうがいいもんにゃ~」
K「それは違うと思います...」
M「ともかく、まあ褒めてやるにゃ! ようやった下僕一号」
K「うう、ありがとうございます。マルやんに褒めてもらえるなんて...」
M「褒めてやったから、ほれ、紙屑まるめて、ボクちんと遊ぶのにゃ!」
K「そっちですか...」

M「というわけで」
K「めでたく満一歳を迎えた「ねこバナ。」でございますが。これからも、ぼちぼち続けてまいりたいと存じます」
M「アンケート企画「この「ねこバナ。」が、キニナル!第二弾 にも、気軽に参加してほしいのにゃ」
K「今後とも、マルやんともども、どうぞよろしく、御願い奉ります~~~~」
M「ぺこりにゃ~~~~」

  *   *   *   *   *

K「さて、今日は猫ニュース・フラッシュはお休みでございます。」
M「するってぇと、次のコーニャーは?」
K「はい、世に溢れる猫グッズから、素敵な奇妙な面白なものをご紹介。猫グッズサーチ!」

じゃじゃん!

K「今日ご紹介するのは、これです」


愛犬・愛猫用レスキュー避難ジャケットセット【1号】 【夢みつけ隊(楽天)】 


M「ほぇ~、これにゃに?」
K「これはですね。地震や水害などの大災害に見舞われたとき、わんちゃん猫にゃんに装着するベストなんでございますよ」
M「うーん、小さくてよく見えにゃい」
K「じゃ拡大しましょうか....」

ねこバナ。

ねこバナ。


M「ふあッ! にゃんなのこの重装備!」
K「ふっふっふ、どうですか。このベストの中に、緊急避難の際に必要なものがみっちりとつまってるのですよ~」
M「い、いったい何が入ってるのにゃ?」
K「えーとですね。まず救命水、非常食のビスケットバー、怪我したときの包帯、パニックになったときに嗅ぐアロマオイル...」
M「...ふ、ふーん...」
K「簡易フードボール、診察時の簡易口輪、肉球保護用の足裏保護ラバーシューズ、いろいろ使える密封袋、保冷剤、雨避けフード、鈴、いざという時のためのIDカプセル...」
M「...あ、あの...」
K「ゴム手袋、ミニラジオ、助けを呼ぶための笛。ほら、完璧じゃないですか!」
M「ちょっとちょっとっ!」
K「...え? どしたんですかマルやん」
M「これ全部、ボクちんが持つのにゃ?」
K「そらそうですよ。マルやんが使うんですから」
M「うそー、重くて動けにゃいー」
K「そうですか? じゃあ日頃からこれつけてトレーニングしましょうか」
M「えっ! イヤなのにゃ! こんな重いの持てないにゃ! もちょっと減らして」
K「減らすんですか」
M「だってさ~、アロマオイルとかいらないにゃ! 下僕の靴下がいちばんなのにゃ」
K「それはどうかと思いますが」
M「それに、ラジオは下僕が持ってるはずにゃ! ボクちんラジオは聞かないにゃ」
K「れいでぃおやってるのに...」
M「だ、だいたい、トイレやごはんがついてないのはおかしいにゃ! ボクちんには必要ないにゃ」
K「お、いいところに気が付きましたねマルやん。じゃあ、ごはんとトイレ砂も...」
M「えっ」
K「ほうら、よいしょっと、これでどうでしょう」
M「ぐええ、お、おお重いにゃ」
K「さあ、これで立ってみましょう! がんばれマルやん!」
M「ムキー! やってられにゃいにゃーーーー」
K「うわちょっと何するんですか」
M「ふぎゃーーーーーーーーーーー」

どたんばたんどすん

ぴーーーーーーーーーーーーーーーー

「しばらくそのままでおまちください」

  *   *   *   *   *

M「ぜえ、ぜえぜえ」
K「ああ...やはり無理でしたかマルやんには...」
M「あ、あたりまえなのにゃ。かぶり物だってイヤなのにゃ!」
K「しょうがない。これらは私達で運ぶことにいたします...」
M「うむ、よきにはからえにゃ」
K「マルやんには合わないと思いますけど、大きな犬とかにはいいかもしれませんよ、この商品」
M「働き者のよい子には、おすすめなのにゃ!」
K「そうですね...あうう...」

M「さてさて、最後に曲いきますにゃ」
K「はい、猫つながりの曲をお送りしますね」
M「今日はどの曲?」
K「はい、YouTubeにアップされている動画から、アル・スチュワートで「Year of the cat」、どうぞ」
M「長い曲だから、マターリ聞いてにゃ~」


<※YouTube視聴環境のない方、ゴメンナサイ!>


K「アル・スチュワート「Year of the cat」、お送りしました」
M「うーん、ピアノのソロ部分とか、いい感じだにゃ~」
K「いやあ、なつかしいですねえ。70年代のかほりがしますよ。曲のタイトルになっている「ネコ年」ってのは、どうやら十二支にヒントを得ているらしいですよ」
M「えっ、だって十二支に、猫はいないのにゃ!」
K「ベトナムやタイでは、ウサギのところに猫が入るんですって。あるブログでみかけたんですが、アル・スチュワートは、この曲発想のヒントは東南アジアだ、と語ったことがあるそうですよ」
M「ほえ~、そうにゃんだ」
K「歌詞に出て来る女性、なんだか猫っぽい感じで、魅力的ですね。むふふ。あ、歌詞の日本語訳は、→→こちら←←で読むことができますよ」
M「興味があるひと、見てみてにゃ~~」

M「さて次回はっ」
K「もちろん、皆さんが忘れた頃に、お送りしますっ」
M「たぶんすぐに放送にゃ。むふふ」
K「きょ、今日はこのへんで~」
M「まったね~~~~」

ずんずんずちゃちゃちゃっ



おしまい




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