◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 年越しの第七回 | ねこバナ。

◎御休処◎ <DJ風>佳(Kei)とマルコのマタタビれぃでぃお 年越しの第七回

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2009年の後悔 ブログネタ:2009年の後悔 参加中
本文はここから

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 ぴーぴー、ががー。
きゅるるるるるる。
ぶーーーー

「にゃーーーーーーーーごる」

ずんずんすたたた

M「みなさん、こーんにちにゃー!」
K「なんとびっくり、大晦日の放送が実現! 仮想番組、佳(Kei)とマルコの」
M・K「マタタビれいでぃおー!」

M「今日もハモったね」
K「今年最後ですからね」
M「って、結局こうなったにゃ」
K「予想してたんですかマルやん」
M「だって、下僕はもう一回やりたそうだったのにゃ~」
K「...なんかマルやんに読まれると、くやしいですね...」
M「むふふー、というわけで始まってしまいましたこのいい加減な番組」
K「ハイパー猫マルやんと、その忠実なる下僕佳(kei)が、不定期にお送りしてまいります」
M「大晦日もやっぱりいい加減にゃのね」
K「もちろんです、ネット上に溢れている猫情報を拾い集めて、それをブログのネタにしちまおうっていうアコギな番組なんでございますよ」
M「ボクちんは大晦日、三回目なのにゃ~。でも最初のは覚えてないにゃ~」
K「マルやん、まだ赤ちゃんでしたからね」
M「去年はおこたまだったのにゃ」
K「そして今年は...りっぱなおじちゃん予備軍です...」

  *   *   *   *   *

K「さて、今日もこのコーナーからまいります」
M「リアルタイムな猫に関するニュースをお届け! 猫ニュース・フラッシュにゃ」

じゃじゃん!

K「とはいってもですね...」
M「な、何にゃ何にゃ」
K「いや~、年末は人間のニュースに押されて、いい猫ニュースが少なくて...」
M「そうなのにゃ~」
K「あ、ちょっと前のニュースですけど、おめでたい話題がありますよ」
M「なになに? ほぇ~、じゃあ、それでいくのにゃ!」

じゃじゃん!

K「それでは、高知は四万十市から、こないだ飛び込んできたこのニュース」

----人間なら110歳、超ご長寿猫…高知・四万十市の柳川さん方
 [2009年12月17日 読売新聞]
元記事は、→こちら← 

M「ご長寿にゃんこさんなのにゃ~」
K「そうなんです。高知県四万十市のとあるお宅で飼われている三毛猫の「もも」ちゃん、なんと御年二十三歳なんですよ!」
M「ひょえー! 長生きだにゃー」
K「先代猫のゴン先生が十七歳と二か月ですからね。それでもすいぶん長生きさんだと思いましたから」
M「最近は、ボクたちも大事にされてるから、長生きさんが多くなったのにゃ」
K「そうですね~。ハタチを越える猫さんもけっこういますからね」
M「ももちゃんは、まだまだ元気にゃのね」
K「はい。ハタチを越えてから耳が聞こえなくなってきたそうですけど、二階まで階段を自分で上がるし、食欲もあるんですって。四年前に一度体調を崩しただけで、なんとそれ以外は病気知らず!」
M「す、スーパーおばあちゃんなのにゃ」
K「マルやんは、いっつもおなかの心配してますからね~」
M「ふ、ふんだ、最近はカイチョーなのにゃ!」
K「それはようございます...。さて、そうはいっても、人間にすると百十歳くらいの高齢ですから、冬の寒さは大敵ですよね。飼い主さんは、ももちゃんのために、一日に三度も湯たんぽを取り替えるんですって」
M「ふにゃ~、いいにゃ~。下僕一号! ボクにも湯たんぽしてにゃ」
K「いいんですよマルやんは...。まだ若いんですから」
M「え~、あったかいのがいいのにゃ」
K「マルやん...私の隣で寝てて、毎晩「あっつ!」って言って布団からはいずって出るくせに」
M「そ、それは...あっつくなるから仕方ないのにゃ」
K「マルやん自身が、かなーり発熱してる証拠ですよ。窓辺でひなたぼっこでもしててください」
M「せちがらい世の中なのにゃ...」

  *   *   *   *   *

M「さて次のコーニャーは?」
K「はい、猫グッズサーチはお休みしまして、今日は、これいってみたいと思います!」

じゃじゃん!

K「2009年、佳(Kei)とマルやん、大反省会-!」

わーーーわーーーーーー
どんどんどぱふぱふぱふ
にゃーにゃにゃーにゃー
ぶひーぶひーぶひーーー

M「音声さん、ゴクロウサマなのにゃ」
K「というわけで、ブログネタは「2009年の後悔」なんですが、まあ反省という意味を込めまして、お送りしたいと思います」
M「今年の反省かぁ」
K「私はいっぱいありますよ」
M「ええ、どんにゃこと?」
K「まず、物忘れがひどすぎました...」
M「ああー、いっつも下僕二号に怒られてたのにゃ」
K「そうなんですよ。病院の予約やら買い物やら夕飯の献立やら...」
M「でも、ごはん食べるのは忘れなかったのにゃ」
K「それを忘れるようになったら、私の人生おわりです、ハイ」
M「くいしんぼは死ななきゃ治らんにゃ」
K「忘れるだけならいいんですが、あげくのはてに、記憶を捏造したりしてましたからね。ああ怖ろしい」
M「それは...なんだかかなりヤバイ気がするのにゃ」
K「なので、大事なことはちゃんとメモして管理するようにいたしました。ブログもいいメモ代わりになりますよ」
M「にゃるほど、そういう使い方もあるのにゃ」
K「もちろんここではやりませんけどね...」
M「下僕のセキララな生活については、le chat noir 黒猫的読書癖 を読むといいのにゃ」
K「最近更新が滞っておりますが、マルやんはもちろん、先代猫ゴン先生や我が家のばんごはん画像も見られますよ~」
M「って、これってセンデンなのにゃ?」
K「いやはや、おはずかしい...」

M「ほかにはにゃいの?」
K「いっぱいありますよ...。あわてんぼうな上に手の感覚がニブイので、いろいろ落として壊しましたからねえ」
M「ゆっくり落ち着いてやらなきゃダメなのにゃ」
K「あうう...あとは...お勉強もほとんどしませんでした...。それなのに、山積みの本の片付けがまだ済んでません...」
M「あのまま積んでおくつもりなのにゃ?」
K「もう本棚置けませんからねこの家には。いつか何かのはずみで引っ越すときに、収納を考えようと思ってますよ」
M「うーむ、いつになることやら」
K「それは誰にもわかりません...」


K「って、マルやんはないんですか後悔とか反省は」
M「えっ、ボクちんはいい子だったのにゃ! なーんにもないのにゃ」
K「ほんとですか? 私はマルやんに反省してほしいこと、ありますね~」
M「うっ、ななな何なのにゃ」
K「ひとつ、ゴハンはきれいに食べましょう! マルやん意味なく散らかしちゃダメですっ」
M「あうう」
K「ふたつ、クローゼットの中に無理矢理入らない! あすこに入って出られなくなって困ったじゃないですか」
M「あううう」
K「みっつ、意味なく足にかじりついちゃダメですっ! おかげで私達生傷が絶えません..」
M「あううううう」

K「さあどうですマルやん、ほかにもあるんですよ、たとえばー」
M「わかったわかったわかったのにゃー! き、気を付けるのにゃ...」
K「お、いつになく殊勝じゃないですかマルやんっ」
M「違うのにゃ。プレッシャーのせいでおなかすいたのにゃ。ああ力が出ない...」
K「...どんだけビビリなんですかマルやん...」

  *   *   *   *   *

M「でも、後悔とか反省ばかりではないのにゃね、この一年」
K「もちろんですよ。ほんの思いつきからおはなしブログを始めたおかげで、ヒキコモリな生活に張りと潤いが生まれたんですから」
M「はりとうるおい...まるでスキンケアなのにゃ」
K「私はスキンケアしませんよ。それは下僕二号のほうですよ」
M「おはなし始めた頃は、入院続きで、ナデナデが足りなくてブマンだったのにゃ!」
K「私はおいしいゴハンが食べられなくてブマンでした...」
M「最近は体調いいのにゃ?」
K「うーん、あまり変わらないんですが...。でも、いろいろやる気が出て来ましたよ。おはなし書くだけじゃなくて、おさんぽとかお買い物とか、料理とか」
M「...やっぱり、くいしんぼなのにゃ...」
K「...すみません...」

M「それにしても、おはなし始めた頃は、こんなにたくさんのひとに読んでもらえるなんて、思いもしなかったにゃー」
K「まったくです。五月十四日に第一話を書いたときは、結局自己満足で終わるだろうなー、なんて思ってましたからね。あ、今でも自己満足に変わりはないんですけど...」
M「人気投票企画やったり、文庫本プレゼントもしたしにゃ~」
K「文庫本製作んときは、マルやん、おもいっきりジャマしてくれましたしね」
M「だって、紙がカサコソいうし、糸がひろひろするんだから、当然なのにゃ!」
K「さいですか...。しかしああいうことを思い付いたのも、皆さんの応援あればこそですよね。ほんとうに、有難いと思っております」
M「まったくなのにゃ」
K「大晦日は、皆さんへの感謝をささげながら、マターリとお酒を飲みたいと思います、ハイ」
M「飲み過ぎゲンキンなのにゃ。ボクちんが見張っててあげるのにゃ! じー」
K「そんなところで気張らんでもようございます...」

  *   *   *   *   *

K「さあ、後悔というか反省も終わったところで...」
M「今年最後の曲いきますにゃ」
K「はい。猫つながりの曲をお送りしますね」
M「今日はどの曲?」
K「ミュージカル「Cats」から、「Memory」、どうぞ」


※YouTube視聴環境のないかた、ゴメンナサイ!

K「ミュージカル「Cats」から、「Memory」お送りしました」
M「うーん、名作のなかの名曲なのにゃ」
K「新しい日が、新しい年が、さあ、始まりますよ!」
M「もうすぐそこなのにゃ!」

K「ということで、今年の放送、そして今年の「ねこバナ。」は、これでおしまいです」
M「いつも読んでくださったみなしゃん、ほんとうに、」
M・K「ありがとうございました!」
K「そして、来年も、」
M・K「どうぞよろしく、お願いいたします!」

M「最後もハモったね」
K「来年もがんばりますよ」
M「2010年の一発目、それがいつになるかは、ボクちんにも判らないにゃ~」
K「で、では今日はこのへんで~」
M「またね~~~~」

M・K「良いお年を~!!!!」

ずんずんずちゃちゃちゃっ



おしまい








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